二つの﹁はやぶさ﹂について話す宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎さん︵中央︶。右はJR東日本の田島信一郎さん=5日午後、青森市、小宮路勝撮影 二つのはやぶさの﹁生みの親﹂が、ゆかりの地青森でご対面――。東京―新青森を結ぶ東北新幹線の新型車両E5系﹁はやぶさ﹂がデビューした5日、開発に携わったJR東日本運輸車両部担当部長の田島信一郎さんと、小惑星探査機﹁はやぶさ﹂のプロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構教授、川口淳一郎さん=青森県弘前市出身=の講演と対談が、青森市であった。川口さんはE5系の登場がプロジェクトの励みになったというエピソードを披露した。 タイトルもずばり﹁生みの親が語る 宇宙︵そら︶のはやぶさ×地上︵りく︶のはやぶさ﹂。この日、E5系で青森入りした川口さんは、7年間の宇宙の旅を経て小惑星の微粒子を持ち帰ったはやぶさの偉業を紹介した。 さらに、はやぶさをどう帰還させるかに頭