はやぶさとJAXAに関するwata300のブックマーク (5)
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前回﹃あの﹁はやぶさ﹂後継機、存亡の危機﹄でお伝えした、小惑星探査機﹁はやぶさ2﹂が政府・与党会議による予算の大幅圧縮により、計画実質中止の瀬戸際にある件についての続報である。背景に、宇宙分野の権限を巡る経済産業省と文部科学省の暗闘があることが見えてきた。 はやぶさ2が権限掌握の邪魔になると見た経済産業省が与党・民主党への働きかけを強めた結果が、はやぶさ2の大幅予算圧縮という政治の意志になった。政治も霞が関もはやぶさの科学的成果は日本という国にもたらした影響を顧慮することなく、日本の未来を真剣に考えないという不幸な情況の中で、官僚の“ご説明”の通りに政治家が動くという、自民党長期政権時代に顕著だった官僚支配の黄金パターンは完全に復活した。 残る希望は、野田首相が、官僚の“ご説明”に乗せられた与党会議の結論に左右されない決断をするか否かである。 権限が欲しい経産省と抵抗する文科省 経済産業省
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二つの﹁はやぶさ﹂について話す宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎さん︵中央︶。右はJR東日本の田島信一郎さん=5日午後、青森市、小宮路勝撮影 二つのはやぶさの﹁生みの親﹂が、ゆかりの地青森でご対面――。東京―新青森を結ぶ東北新幹線の新型車両E5系﹁はやぶさ﹂がデビューした5日、開発に携わったJR東日本運輸車両部担当部長の田島信一郎さんと、小惑星探査機﹁はやぶさ﹂のプロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構教授、川口淳一郎さん=青森県弘前市出身=の講演と対談が、青森市であった。川口さんはE5系の登場がプロジェクトの励みになったというエピソードを披露した。 タイトルもずばり﹁生みの親が語る 宇宙︵そら︶のはやぶさ×地上︵りく︶のはやぶさ﹂。この日、E5系で青森入りした川口さんは、7年間の宇宙の旅を経て小惑星の微粒子を持ち帰ったはやぶさの偉業を紹介した。 さらに、はやぶさをどう帰還させるかに頭
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宇宙航空研究開発機構︵JAXA︶は、はやぶさ搭載の帰還カプセルにより持ち帰られた、サンプル収納容器︵※︶からの微粒子の採集とカタログ化を進めています。 サンプルキャッチャーA室から特殊形状のヘラで採集された微粒子をSEM︵走査型電子顕微鏡︶にて観察および分析の上、1,500個程度の微粒子を岩石質と同定いたしました。更に、その分析結果を検討したところ、そのほぼ全てが地球外物質であり、小惑星イトカワ由来であると判断するに至りました。 採集された微粒子のほとんどは、サイズが10ミクロン以下の極微粒子であるため取扱技術について特別なスキルと技術が必要な状況です。JAXAは、初期分析︵より詳細な分析︶のために必要な取扱技術と関連装置の準備を進めています。 ※ サンプル収納容器内部は、サンプルキャッチャーA室及びB室と呼ばれる2つの部屋に分かれています。 添付資料1‥はやぶさ帰還カプセルの試料容器から
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宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人﹁となりのかいご﹂代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書﹁母さん、ごめん。﹂が生まれました。 松浦晋也の﹁モビリティビジョン﹂ 2008年から2011年にかけて﹁Wireless Wire﹂で行った乗り物に関する連
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ついに祭りの日がやってきた。 ﹁はやぶさ﹂が還ってくる。そう聞いただけで2010年6月13日を特別な日と考える人たちがいる。宇宙航空研究開発機構︵JAXA︶によるネット中継開始時間までモニタ前に待機しかねない勢いだ。 天文ファンや宇宙開発マニアの枠を越えてファンは大勢いる。動画コンテンツにイラスト、実物大模型から﹁はやぶさ﹂コスプレまで、プロジェクトを理解したい、理解したこの気持ちを表現したいという作品があふれている。 ﹁はやぶさ﹂は凄い。何が凄いって、人が凄い。史上初をいくつ実現したんだ!という野心的なミッション内容だけでなく、前例がないゆえに次々と起きたトラブルを、宇宙機運用技術の粋を尽くして乗り越えたその手腕が凄い。 そして、それに応えた﹁はやぶさ﹂も凄い。何かもう意思があって、プロジェクトメンバーの熱意を汲み取っているとしか思えないような挙動の数々。プロジェクト責任者である川口淳一
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