![ドコモがアップルになれなかった理由とは――iモード開発の舞台裏が語られる「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第14回は,絵文字の生みの親・バンダイナムコゲームスの栗田穣…](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0084501f4257919bf440f874dd339d5b35ed2b03/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.4gamer.net%2Fgames%2F000%2FG000000%2F20131111062%2FTN%2F028.jpg)
2014年12月3日は携帯電話向け着メロ(着信メロディ)サービス開始から15周年である。奇しくもプレイステーションの発売も20周年だが、いまだPS4として健在であるプレイステーションと比べると着メロはすでに過去のものとして忘れ去られてしまった感がある。だが着メロなくして今の日本のネットサービスは語ることはできない。着メロ15周年の日にあたり、着メロについて改めて振り返ってみたい。 着メロとは携帯電話の呼び出し音をカスタマイズする機能および、呼び出し音の配信サービスの総称である。古くは留守電の保留音やポケベルの呼び出し音などにそのルーツを求めることができる。世界で初めて着メロサービスを開始したのはPHS事業者のアステル*1で1997年のことだった。テレホンダイヤルに電話してプッシュ操作でいくつかある楽曲の中から選曲すると、単音の着信メロディのデータがダウンロードされる、というもので、配信楽曲
iモードというネーミングの話を書いたついでにiモードロゴについても触れておく。 ネーミングが決まれば商標を登録する必要がある。この頃はネットで商標登録されているかどうかを即座に調べられるような便利なものはないので、まずは知財経由で商標登録できるかどうかを確認しなければならなかった。せっかく考えたネーミングもどこかで使われていたら水の泡だ。運よく出願したい分類にかぶるようなものはなかったのだが*1、弁理士から「そもそも「i」という一般的なものに「モード」をつけて「iモード」と登録することそのものが難しいかもしれないので、ロゴも作って意匠登録も並行した方がよい」とのアドバイスがあり、商標登録の出願手続きをしながらロゴを制作することになった。*2 ロゴもネーミングと同じように当時(今も?)のドコモのセオリーである代理店のコンペという正攻法からはじめたが、真理さんと代理店にどうオリエンしても男性的
デジタルのデキストコミュニケーションにおける齟齬をなくすために、テキストに感情情報を付帯する役割として絵文字が生まれたという話を前回書いたが、絵文字が生まれた理由としてはもうひとつ、限られた制約の中で情報を分かりやすく伝える、という役割もあった。 iモードは「ケータイだけでインターネットできる」をコアバリューとして開発されたサービスである。インターネットに必要なパソコンとプロバイダ契約というエントリーバリアーの高さをできる限り低くし、ごく一般の人がインターネットを使って情報を検索したり、コンテンツを楽しんだり、eメールを使ったりすることができる世の中を目指していた。 とはいえ当時のケータイのディスプレイサイズはiモードのために大きくしたとはいえ、横全角8文字、縦全角6文字、計全角48文字を表示できるだけの、今から思えばあまりにも小さく表現力に乏しいディスプレイだった。通信量とモノクロディス
栗田 穣崇(くりた しげたか、1972年5月9日 - )は、日本の経営者。iモードの立ち上げメンバーで、携帯電話の絵文字(iモード絵文字など)の開発者[1]。 現在は株式会社ドワンゴ取締役COO兼ニコニコ代表、株式会社カスタムキャスト取締役[2]。岐阜県大垣市出身。 略歴[編集] 1991年: 岐阜県立大垣北高等学校卒業 1995年: 専修大学経済学部卒業 1995年 - 2009年: NTTドコモ コンテンツ開拓担当 課長 2000年 - 2005年: ドコモ・ドットコム チーフクリエイティブオフィサー(NTTドコモから出向) 2005年 - 2007年: 楽天株式会社 楽天オークション 企画・マーケティング部長(NTTドコモから出向) 2009年 - 2011年: ぴあ株式会社 セールスプロモーション局次長 2011年 - 2015年: 株式会社バンダイナムコゲームス ネットサービス推
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