世界が注目する中で行なわれた米自動車産業の救済に関する公聴会をぶち壊したのは、「ビッグ3のCEOは納税者の金を求めて自家用ジェット機でやってきた」というABCのスクープだった。 「自動車産業の首脳が250億ドルの資金援助を求める」というニュースは、金額が大きすぎて普通の人にはピンと来ないが、「デトロイトからワシントンまで1時間足らずのフライトに2万ドルもかけた」といえば、誰でもわかる。「エコノミーだったら288ドル」と聞いたら、怒りが爆発する。このニュースはdiggのトップを飾り、2385もブックマークがついた。 これはレイコフのメタファー理論(あるいは行動経済学のプロスペクト理論)の鮮やかな例証だ。もちろんジェット機のリースをやめたところで焼け石に水にもならないのだが、そんなことはどうでもいい。問題は自家用ジェット機というフレームで人々が問題を見るようになったことだ。3分半のリポート
毎日新聞社は2008年7月20日、同社の英語版ニュースサイト「Mainichi Daily News」で過去に配信した記事に「低俗すぎる」との批判が相次いだことを受け、同日付けの紙面と同紙のインターネットサイトに検証記事を掲載した。「何度もあった外部からの警告も放置していました。いずれも深刻な失態であり、痛恨の極みです」と述べ、謝罪している。 「性的な話題を取り上げるとユーザーの反応がよかった」 7月20日付けの毎日新聞では、1面、22、23面に「お詫び」と内部調査結果を掲載、ウェブサイトでも同様の記事が掲載されている。問題となった記事を執筆していた外国人記者は、同サイトの「編集長」としてサイトを統括しており、チェック機能が働いていなかったことや、外部からの指摘が07年10月から寄せられていたのにもかかわらず、放置していたことが明らかにされた。 J-CASTニュースの2008年6月20日の
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回述べたように、消費期限切れ牛乳の原料使用の事実を把握した際に、「期限遵守の徹底」という「法令遵守」の指示だけを行い、問題の背景も含めて原因を分析し再発防止を図るという姿勢に欠けていた不二家2211は、その後、問題が表面化した際の危機管理対応で大混乱に陥り、社長辞任、長期にわたる生産・販売の停止という企業存亡の危機を迎えることになる。 それは、コンプライアンスの考え方の誤り、そして、クライシスマネジメント対応の誤りが、企業にとっていかに恐ろしい事態を招くかを、まざまざと見せつけるものとなった。 「雪印の二の舞」文書の社外流出 2006年11月13日の社内会議で、消費期限切れ牛乳の使用が「発覚したら雪印の二の舞」などという悪意に満ちた表現を用
F1観戦「苦痛」、観客が集団提訴へ 富士SW相手取り2008年2月29日7時4分印刷ソーシャルブックマーク トヨタ自動車子会社の富士スピードウェイ(FSW、静岡県)で昨年9月に開かれたF1日本グランプリ(GP)を巡り、運営上のトラブルで苦痛を受けたなどとして、観戦に訪れた観客の一部、約70人が28日、FSWを相手取り、チケット代の全額返還と1人あたり数万円の慰謝料を求める集団訴訟を起こす方針を固めた。4月にも東京地裁に提訴する。著名なスポーツイベントの運営上のトラブルが訴訟に発展するのは極めて異例だ。 神奈川県在住の40代の男性会社員が発起人となって設立した「FSW被害者の会」が訴訟準備を進めてきた。同会に訴訟に参加する意思を伝えた観客と弁護士との協議が同日整い、提訴に踏み切る方針を固めた。提訴までに、ネットを通じて原告を広く募る構えだ。 昨年のF1日本GPは9月28〜30日、30年ぶりに
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