東大教官が選んだ新入生向けのブックリストとして、新書﹁東大教官が新入生すすめる本﹂と、紀伊國屋書店のサイト[参照]がある。全部で1600冊程と膨大なので、まとめた。まとめるだけでは面白くないので、100冊に絞ってランキングした。 ■東大教官の観点 以下の3つの観点から選書している。1) 私の読書から――印象に残っている本2) これだけは読んでおこう――研究者の立場から3) 私がすすめる東京大学出版会の本1) は、読書経験の貧富がハッキリ見える。めったな本を勧めるわけにはいかない。ほとんどが厳めしい古典、大御所を占める。ところが、ウケ狙いか、小松左京や村上龍、コミック﹁棒がいっぽん﹂などを推す教官がいて面白い。2) の意味を拡大解釈する教官多し。何十巻もある﹁○○全集﹂を指定してくる人もいる。ゼミ生になったら生き字引代わりにでもしようとするつもりかしらん。オマエも全読してねぇだろ!
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