そもそも、テザリングオプションは、LTE︵4G︶が登場する以前の﹁3G﹂通信が主流だった頃の料金体系の名残名だ。 当時は、いまほど通信帯域に余裕がなかった。そのため、スマホの登場で急増した通信量に加え、テザリングを通してPCなど外部の機器がつながれば、ネットワーク負荷がさらに高まり、快適さが損なわれる可能性があった。 そのため、各社はテザリング機能の利用をオプションとし、利用するユーザーに負担を求めたが、実際には“期間限定のサービスで0円”が定着していた。 しかし、現代はLTE︵4G︶が主流になり扱えるデータ量が増加。さらに、多彩な種類のプランがある格安SIMの登場で、ユーザーは以前に増して﹁通信事業者から、毎月使うデータ量を買っている﹂という認識が広がってきている。 この時期になぜ、大手キャリアはテザリングオプションの有料化をはかるのだろうか?各社広報に問い合わせた回答は次の通りだ。N
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