安倍政権は招待者名簿を公にしたくないから﹁廃棄した﹂とウソをつき、そのウソを通すために、罰則の軽い公文書管理法違反を認めたのではないか。そう勘ぐってしまう。もしそれが事実だとすれば、国民を侮辱している。 午前の記者会見内容を午後に撤回するいいかげんさ 安倍政権は次の3点について公文書管理法違反を認めた。 ︵1︶﹁管理簿﹂に名称、保存期間、保存期間後の取り扱いなどの記載がない ︵2︶﹁廃棄簿﹂に廃棄日などの記載がない ︵3︶廃棄前に首相の同意を得ていない 問題の桜を見る会は、首相が主催する内閣の公的行事だ。同会をめぐっては昨秋以降、安倍晋三首相の地元有権者が多数参加していたことが明らかになり、﹁私物化だ﹂と批判されている。 批判に対し、安倍政権は﹁第2次安倍政権以降の招待者名簿はすべて廃棄済み﹂と国会や記者会見などで答弁し、野党の再調査の求めに応じてこなかった。 公文書管理法違反を認めた後、
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