森友学園事件と政治に関するwitchstyleのブックマーク (3)
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新年度に入り、さすがに森友学園問題はそろそろ沈静化するようにみえた。3月27日に衆参両院で行われた佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が野党の追及の甘さで“不発”に終わったため、これ以上なすすべもなくくすぶり続けるように見えたからだ。 ところが4月4日の﹃ニュース7﹄︵NHK︶が豊中市内の国有地の8億2000万円の“値引き”を巡って財務省︵理財局︶が森友学園に“口裏合わせ”を求めたと報じたことをきっかけに、この問題に再び火が付いた。 民放も相次いで後追い報道 もっとも同番組のこの日のトップニュースは、新たに見つかった防衛省の日報問題。放映開始直前に小野寺五典防衛相が会見していたため、“口裏合わせ問題”の報道時間はわずか2分余りにとどまっている。 しかし財務省による“口裏合わせ問題”はその後の﹃ニュース9﹄でも報じられ、午後10時からの﹃クローズアップ現代+﹄は、森友学園問題を巡る﹁公文書改ざん問
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まず最初に、この記事が私信めいたものになることを断っておく。この記事は、刑事訴追のおそれがなく、そして土地取引に関する真実を知る立場にある唯一の人物、籠池氏の代理人を当時務めていた酒井康生弁護士へ宛てた私信となるだろう。 前回の記事︵参照‥﹃政権の﹁佐川主犯﹂物語に終止符! 一年前のある発言から明らかになる﹁綻び﹂﹄︶に引き続き、今回も﹁財務省は、決裁文書の改竄をいつ決意しいつ着手したか﹂についてその﹁時点﹂を特定することがテーマだ。4月4日、NHKが衝撃的なスクープを出した。︵参照‥NHK﹁財務省が森友学園側に口裏合わせ求めた疑い 国有地売却問題で﹂︶ 報道によれば、昨年2月20日、財務省理財局は、学校法人森友学園側に﹁トラックを何千台も使ってごみを撤去したと言ってほしい﹂などと、うその説明をするよう﹁口裏合わせ﹂を依頼していたというのだ。 また、NHKはニュース原稿の中で、この﹁口裏
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削除、書き換え、計300箇所以上――。 財務省が12日に公開した﹃決裁文書の書き換えの状況﹄︵参照‥NHK﹁森友学園決裁文書全文書掲載﹂︶であきらかになった﹁決裁書改竄﹂の実態は、あまりにも衝撃的だ。 平沼赳夫、鴻池祥肇、北川イッセイ、そして、安倍昭恵と、政治家・公人の名前はことごとく消されている上に、安倍昭恵が年に2度も塚本幼稚園を訪問し森友学園との関係が濃密であった平成26年の﹁経緯﹂は綺麗さっぱり削りとられている。さらには﹁特殊性﹂など、国有地取引の異例さを示唆する文言はすべて削除する念の入れよう。財務省はあくまでも﹁書き換え﹂だと主張するが、ここまで故意性、恣意性、そして徹底性がある以上、﹁改竄﹂あるいは﹁捏造﹂と表現するのが妥当だ。そこまでして財務省は何かを隠蔽するために、これほどの犯罪に手を染めたのだ。 ここまで大規模な書類改竄や事実の隠蔽作業を、官僚の一存でやったとは到底考え
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