カウンセリングにはいろいろな定義がありますが、 たとえば、國分康孝氏のカウンセリングの定義は、 「言語的および非言語的コミュニケーションを通して、 相手の行動の変容を援助する人間関係である」となります。 私は精神医療の専門家ではありませんし、 どちらかというとコンサルタント(問題解決)思考 に興味を持っています。 しかし、それでもカウンセリングを勉強しているのは、 やはりベースは聴くチカラにあると考えているからです。 心理カウンセラーとして、 いわゆるカウンセリングマインドを持ったうえで、 相談事項に弾力的に対応することを心がけています。 では、カウンセラーとしてどのような感じで 対応するのか一例をあげておきます。 【設定】 Aさん、クライエント40歳男性、IT系企業勤務 妻と子供1人(3歳) 私:今日はどのようなご相談でいらっしゃいましたか Aさん:(下を向いて肩を落として) はい・・・
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