![数論・代数幾何・表現論が紡ぐ数学の世界 | NTT技術ジャーナル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1f8bd05e43a0bc158e466a6d9c749bd405b9baa3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjournal.ntt.co.jp%2Fwp-content%2Fthemes%2Fntt_jounal%2Fimages%2Fcommon%2Fthumb.png)
When appointing computation of private data to a third party, privacy is an issue. How can one delegate computation without giving up one's secrets? This gets trickier when multiple parties are involved. Several works on Multi-Party Computation (MPC) addressed this issue, but a new approach has started to emerge: Fully Homomorphic Encryption (FHE). What is FHE? Once upon a time, Alice was an emplo
これまでBitcoinのP2Pレイヤーの通信は暗号化されておらず平文でメッセージがやりとりされている。基本的にBitcoinの場合、ブロックやトランザクションなどのデータは誰もが共有する台帳データで機密性のあるデータではないから。 ただ、リレーされるデータ自体は公開データであるものの、平文の通信には以下のような課題もある: ノードのP2P接続を観察可能なプレーヤー(ISPなど)に対して、トランザクションソースやタイミングに関する情報を与えることになる。 平文なので途中でデータの改ざんリスクがあり、その検出も難しい。 接続時に固有のマジックバイトで通信が始まるのでBitcoinのP2P接続であることを簡単に識別することができる。 BIP-324では、これらに対処するためトランスポート層の通信を暗号化するv2トランスポートプロトコルを定義している。v2トランスポートプロトコルを利用すると、ネッ
英語の「Authentication」を整理する ここからは先ほどの分類で言うところの「ユーザ認証」としての「認証」、つまり英語の「Authentication」に該当する「認証」について、さらに整理を進めていきます。 先ほど、「ユーザ認証」を「システムを利用しようとしているユーザを、システムに登録済みのユーザかどうか識別し、ユーザが主張する身元を検証するプロセス」と説明しました。「ユーザの識別」と「身元の検証」はユーザ認証に欠かせませんが、実際は他にも「ユーザの有効/無効状態の確認」や「検証に成功した場合の身元の保証(アクセストークンの発行等)」などの処理も一般的にユーザ認証のプロセスには含まれます。 ここで冒頭の「○○認証」を振り返りましょう。パスワード認証、SMS認証、指紋認証、顔認証は実はここで言うユーザ認証には該当せず、ユーザ認証中の一処理である「身元の検証」を担っていることがお
概要 かなり学術よりの論文にはなりますが、マイクロソフトリサーチは格子暗号ベースの準同型暗号を用いたライブラリ開発に力を入れています。 そのなかで、秘密計算の応用先としてかなりニーズが高いものが、「マルチキー」を用いた格子暗号です。これは、複数のデータオーナーがそれぞれ異なる秘密鍵を持ちデータを暗号化して共有した際に、別々の鍵で暗号化されたデータ同士の演算を行うことができる工夫のことです。これにより、暗号化してデータ共有をし、その共有されたデータを1つのビッグデータとして解析を行いつつ、計算結果をデータオーナー同士の同意のもとで復号できます。その結果、複数のデータオーナーはもともと秘密鍵を共有する必要がなく、共有するデータを共有先に見られる心配はありません。あくまでもオーナー同士で同意して復号される対象は、お互いの暗号文を計算した結果出てくる暗号文です。 参考文献 今回読んで見たのが、マイ
最初に言っておくが、僕は数学は全く苦手だ。数学が得意な人から見たらかなり的外れなことを言ってるのかもしれないが、僕にとっては切実な悩みなのである。「そんなのは簡単だよ」という人がいたらどうか教えて欲しい。 点がある。 これを0次元と言う。 点が横に並行移動して伸びて線になる。この線は無限大の長さまで伸びることができる。これを一次元という。 任意の長さ1の線が縦に1だけ動く、正方形になる。これを二次元と言う。 正方形を長さ1だけ今度は奥行方向に伸ばす。立方体になる。これを三次元という。 ここまでに「3つの方向」が出てきた。横、縦、奥行。 そのどれでもない四つ目の方向を考える。ただしこれは「時間軸」ではない。自由に行き来できる縦、横、奥行、ではない四つ目の「方向」だ。 立方体をそっち側の方向に動かす。これを超立方体といい、この空間を4次元という。 この長立方体をさらに「べつの方向」に動かす。こ
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