HAProxy1とは何か? から始まり、基本的な使い方までを調べました。 HAProxyとは 多機能なプロキシサーバです。ソフトウェアロードバランサの一種でもあります。古くから開発が続けられ、非常に高速かつ堅牢で信頼性が高いことを売りにしているようです。 HAProxyが何であって何でないかは、 ドキュメントに箇条書きで記載 されています。 ざっくりまとめると、こんな感じのことが書かれています。 TCP接続のプロキシとして動作させ、アクセス経路を設定することができる HTTPリバースプロキシとしての機能を持ち、ルールに従ってリクエストを別のサーバに渡すことができる このとき、URLやヘッダの書き換えも行える SSLやHTTP圧縮を肩代わりできる TCP/HTTPの正規化器(normalizer)となる 不正なトラフィックからの防護を提供する 負荷分散機能を提供する ロギング機能を持つので、
HAProxyは基本的にL7レイヤのロードバランサー(リバースプロキシ)なので、バックエンドにいるリアルサーバには、フロントエンドから届いたリクエストが、ロードバランサのIPアドレスからアクセスが来たかのように振舞います。 で、HAProxyはtproxy(transparent proxy)をサポートしているようなので、L4で動く透過型のプロキシとしても振舞うことが出来るようです。ので、ちょっと試してみました。 使ったOSは、CentOS 6.4で、HAProxyは開発版の1.5-dev19です。 参考: Transparent proxy support (www.kernel.org/doc) https://www.kernel.org/doc/Documentation/networking/tproxy.txt Linux kernelのnf_tproxy_coreモジュールを
HAProxy が久し振りの自称 HAProxy 芸人のかっぱです。 tl;dr blog.haproxy.com HAProxy 1.6 がリリースされたのを Twitter を介して知った。この 1.6 から Lua をサポートするようになったとのことで Lua は名前しか知らないけどドキュメントを参考にして試してみることにした。 参考 How Lua runs in HAProxy Lua入門講座 Lua とは Lua の特徴 こちら を抜粋させて頂くと… クロスプロットフォーム 高速な動作 組み込みに特化 なるほど。 Hello Lua 後ほど。 HAProxy 1.6 と Lua 検証環境 # cat /etc/debian_version 8.2 Lua のビルドとインストール # apt-get install make gcc libreadline-dev # cd /u
追記(2016-07-13 16:40) Changelog に書いてあるとおり(BUG/MEDIUM: dns: unbreak DNS resolver after header fix)、 動的名前解決ができないバグが修正されました。 HAProxy 1.6.6 で動的名前解決できないバグが修正されていました(Changelog にも書いていますが一応検証しました)— tkuchiki (@tkuchiki) 2016年7月13日 詳細は省きますが、本記事と同様の検証を行い、動的名前解決ができることを確認しました。 追記(2016-06-24 12:34) HAProxy 1.6.5 は、DNS の動的名前解決が動作しないようです。 ご注意ください。 HAProxy 1.6.5 で動的名前解決できない問題については 1.6.4 で困っていなければそれを使って、1.6.5 がよければ
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