ドイツと旅行に関するwuzukiのブックマーク (2)
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﹁タクシーから消える乗客﹂はドイツでも知られた怪談だ。ドイツではヒッチハイクの若者が﹁消える﹂場合が多い=ベルリンで2015年1月21日、篠田航一撮影 夏。怪談の季節だ。定番の話の一つに﹁タクシーから消える乗客﹂がある。運転手が目的地まで走り、﹁お客さん、着きましたよ﹂と後部座席を振り返ると、客が消えているといった内容だ。この話、実は日本に限った話ではなく、しかも意外に起源も古い。暑さ厳しき折、今回はそんな怪談の背景を追い、ちょっと涼んでみたい。 そもそもこの話、日本ではいつごろから有名になったのか。もちろん明確な時期は不明だが、幽霊研究の名著とされる国文学者・池田彌三郎氏︵1914~82年︶の﹁日本の幽霊﹂︵中公文庫︶には、戦前の昭和5︵1930︶年ごろの話として東京・青山墓地︵霊園︶からタクシーに乗った若い女性の話が出てくる。女性は横浜の自宅に着いた。だが現金がないので家から持ってくる
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1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事‥ドイツに多い﹁マック﹂がつく店名の由来に迫ったらスコットランドの宗教改革にたどりついた > 個人サイト words and pictures 33歳にして初めての会社勤め、34歳にして初めての解雇 私は大学を出てからずっとフリーランスやアルバイトをしながら食いつないできたが、去年の春、33歳にして初めて社内翻訳者としてドイツのある会社に就職することになった。 時間の自由は無くなってしまったものの、安定した給料をもらえ、明るい職場で働けることが新鮮で嬉しかった。フリーランスの頃よく感じていたハラハラ感や孤立感は消え、安定した生活っていいなあと安堵感に浸っていた。 が、入社して1年ほど経った2020年に入り、パンデミックが発生。3月に在宅勤務指令が出て、社員
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