公表されたデータを基に集計すると、今回のワースト5は1位が東西線、2位がJR総武線各駅停車の錦糸町―両国間︵197%︶、3位がJR横須賀線の武蔵小杉―西大井間︵196%︶、4位がJR南武線の武蔵中原―武蔵小杉間︵189%︶、5位がJR東海道線の川崎―品川間と日暮里・舎人ライナーの赤土小学校前―西日暮里間︵ともに187%︶となった。 ワースト5の顔ぶれは、JR東海道線が小田急線に代わってランクインしたほかは前回と変わらず、すべて首都圏の路線。首都圏以外で混雑率が150%を上回ったのは福岡県の西日本鉄道貝塚線・名島―貝塚間︵152%︶のみで、ほかは大阪圏、名古屋圏を含めいずれも150%以下だった。 首都圏では混雑率180%超の路線は1路線減ったものの、5位の東海道線の混雑率は2016年度と比べて3ポイント、3位の横須賀線は5ポイント上昇しており、一部路線ではむしろ混雑が悪化している実情も明らか