【台北=龍元秀明】台湾で4年に1度の統一地方選が26日、投開票された。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統率いる与党・民主進歩党(民進党)は、台北市など主要都市で相次ぎ首長ポストを落として大敗した。蔡氏は同日夜、責任を取り党トップの党主席を辞任すると表明した。総統としての職務は続けるが、政権への打撃は避けられない。蔡氏は26日夜、台北市内で記者会見し、「結果は期待通りでなかった。責任は全て私にある
台湾で、中国との間で結ばれた経済協定に反対して議会を占拠し続けている大学生たちは、馬英九総統が協定の撤回には応じない考えを強調したことに反発を強めて新たに内閣の建物に突入し、混乱は長期化する可能性が高まっています。 台湾では去年6月に中国と締結したサービス分野の自由化協定を巡って、与党が承認手続きを一方的に進めようとしたことに大学生たちが反発し、今月18日、議会に当たる立法院に乱入し、協定の撤回を求めて占拠を続けています。 馬英九総統は23日、この問題で初めて記者会見を開き、「協定によって台湾の競争力は高まる」などと主張し、協定の撤回には応じない考えを強調したうえで、議会の占拠は「違法だ」として、学生との直接対話も拒む姿勢を示しました。 これに対し学生たちは反発を強め、23日夜、新たに数百人が内閣に当たる行政院の建物に突入して警察と激しいもみ合いになりました。 24日未明になっても大勢の大
交流 2013.9 No.870 台湾海峡をめぐる動向(2013 年 月∼ 月) サービス貿易協定の締結と「一つの中国」概念をめぐる動き 松本充豊(天理大学国際学部) はじめ関係者による業界への説明が続けられてい る。第 2013 年 月 21 日、中国・上海で行われた台湾・ 海峡交流基金会 (海基会) の林中森董事長と中国・ 海峡両岸関係協会(海協会)の陳徳銘会長による トップ会談で、 「海峡両岸サービス貿易協定」 (以 下、 サービス貿易協定) が締結された。これは 「両 岸経済協力枠組み協定(ECFA) 」の後続協定の一 つである。同協定の締結により、馬英九政権が発 足した 2008 年 決めは 月からこれまでに中台間で締結 された協定は 19 になった。馬総統は、 「この取り 年前に両岸が調印した ECFA の延長線 上にあり、それがカバーする範囲はさらに広くな り
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