WPFの個別の技術要素に関する解説は多くありますが、アプリケーション全体のアーキテクチャまで踏み込んだ記事は多くないように思います。本記事では、マイクロソフトが、架空の大規模多国籍製造企業を想定し、公開しているサンプルデータベース﹁AdventureWorks﹂を題材に、Prism for WPFや、グレープシティのコンポーネント﹁SPREAD for WPF﹂を活用して業務アプリケーション開発をする際の実践的なアーキテクチャ例を紹介します。 はじめに WPFにおけるXAMLの記述方法、各コントロールの使用方法、リレーショナルデータベースへの接続方法。そういった個別の技術要素に関する解説記事は多くあります。しかしそれら個別要素を組み合わせ、アプリケーション全体としてどう構築するかといった、全体のアーキテクチャに踏み込んだ具体例は少ないように思います。 その最大の要因は、アプリケーション全体
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