立憲民主党の枝野幸男前代表は8日の衆院予算委員会の集中審議で、自民党派閥パーティー券をめぐる裏金問題に関して﹁キックバック︵還流︶を否定するわけではない。われわれもかつての政党では、そうしたパーティーはあったし、褒められたことかどうかは別として違法ではない﹂と述べた。 枝野氏は、問題はキックバックを政治資金収支報告書に記載しなかったことにあると強調。﹁政治資金規正法の意図的な不実記載という大変、重い犯罪になる﹂と指摘した。 枝野氏は﹁ノルマを超えた売り上げがあった場合、︵収支報告書に︶パーティー収入として計上する。頑張って売ったから、その一部または全部を、何らかの名目で事実上、売った人に戻す。戻した資金の移動も収支報告書に載せる。われわれもかつての政党では、そうしたパーティーはあった﹂と明らかにした。 そのうえで、自民党派閥のケースについて﹁売り上げをパーティーの収支として報告しない、キッ
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