全国86の国立大学で構成される国立大学協会は1月28日、2024年度実施の国立大学入学試験から﹁情報﹂を必須科目の一つにする方針を発表した。これまでの国語、英語、数学、理科、社会に加えて6教科8科目制になる。 ﹁情報I﹂が高等学校の必修科目として22年度から順次導入されるのを受けた決定。25年1月ごろから実施する大学入学試験では、一次試験︵大学入学共通テスト︶で﹁情報﹂を受験する必要がある。 教科追加の理由について国立大学協会は﹁文理問わず必要な教養としてデータサイエンスやAI教育が普及しつつある﹂として、情報科目が﹁大学教育を受ける上で必要な基礎能力になる﹂と説明。経過措置や試験内容については各大学が速やかに公表し、受験生に十分な説明を行うとしている。 関連記事 中学1年の過半数が﹁プログラミングできる﹂ “競プロ”勢も1.7% 東進ハイスクール調べ 東進ハイスクールなどを運営するナガセ
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