![ついに大手電力が「再エネは怖い」と知った](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/243ed1dc1d243b943b0019d29245499551b4c14e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fdm%2Fatcl%2Ffeature%2F15%2F031400070%2F010400041%2F2018-chenge-fb.jpg%3F20220512)
ドイツの再エネに関するデマがまた流布されているので、とりいそぎ。変動性の再エネでも排出量削減出来てますし、2009年のリーマンショックの年は排出量の長期傾向を見るに不適切(チェリーピッキング)です。
札幌市から南西へ約40キロメートルの山岳地帯で、北海道電力が「京極(きょうごく)発電所」の建設を進めている。2002年に工事を開始して、ようやく1号機が2014年10月1日に営業運転に入った。北海道で初めての揚水式による水力発電所で、山中に造成した2つの大きな調整池を組み合わせて発電する。 京極発電所では上部の調整池が標高890メートル、下部の調整池が486メートルの場所にある(図2)。この2つの調整池のあいだを地下に埋設した水圧管路とトンネルで約3キロメートルにわたって結び、水を上下移動させる構造になっている。水車発電機も地下にあって、上部の調整池から流れてくる落差369メートルの水流で水車を回して発電することができる。
再生可能エネルギーを利用した発電設備の中で、バリエーションが最も多いのは水力だ。水のエネルギーを効率よく電力に変換するためには「水車」の構造に工夫が必要で、代表的なタイプが10種類ある。特に小水力発電の場合には、少ない水量と低い落差でも発電量を増やせる水車を選ぶ。 水力発電の仕組みは単純だ。水の流れで水車を回転させて、その回転で発電機が動く。いかに水流を生かして効率よく水車を回転させるかで発電量が決まる。そのためにさまざまな構造の水車が開発されている。 まず水のエネルギーを水車に伝える方式によって2つに分かれる(図1)。1つは「衝動水車」と呼ぶ方式で、水流を集めてノズルから噴射することによって、その衝撃力で水車を回転させる。もう1つは「反動水車」で、水流が水車の羽根に当たって向きを変える時の水圧で回転させる方式だ。前者は水流の速度を生かし、後者は圧力を生かす。
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