日本維新の会の常任役員会であいさつする馬場伸幸代表 能登半島地震の影響を受けた観光業への支援策﹁北陸応援割﹂が3月中旬から始まった。思い起こすのは、コロナ禍で国が支援した﹁全国旅行支援﹂や﹁県民割﹂だが、これを政治資金パーティーに使っていた石川県の維新関係者がいたことが明らかになった。 ︻写真︼﹁県民割﹂で政治資金パーティーを開いた維新関係者はこちら ︻前編︼また維新が…元秘書らが党国会議員を“パワハラ”告発 ﹁陰でパワハラに泣いているスタッフばかり﹂はこちら ﹁全国旅行支援や県民割を政治資金パーティーに使い、割引を受けたというのはその通りです。おかしなことでした。お金を返還できるか問い合わせをしたいと考えています﹂ 神妙な面持ちでそう話したのは、日本維新の会の衆院石川1区支部長で、金沢市議4期の実績もある小林誠氏だ。前回衆院選︵2021年10月︶では石川1区から立候補し、落選はしたが4万