はじめに ドメイン駆動設計(DDD)とは、2003年にエリック・エヴァンス氏が『Domain-driven design』という書籍にて提唱したソフトウェア開発手法です。DDDを簡単に説明すると「顧客と開発者が業務を戦略的に理解し、共通の言葉を使いながらシステムを発展させる手法」です。具体的には、チームの共通言語である「ユビキタス言語」を用いて「ドメインモデル」を構築し、それをコードとして実装します。また大規模で密結合なシステムにならないように「ドメイン」と「境界づけられたコンテキスト」にてシステムを分割し、「コアドメイン」という最重要領域に集中して開発を行います。 ソフトウェア開発の課題とDDDが解決すること DDDの登場から10年以上が経ち、DDDは着実に普及しつつあります。DDDが普及してきている背景として、システム開発がますます多機能/複雑になり、ビジネス的にも敏速な変更が求められ
Adobe XDは、デザインとプロトタイピングの両機能を備えたデスクトップアプリで、3月14日からプレビュー版のダウンロードが可能になった。2015年10月に開催したイベントAdobe MAXにおいて初めて発表された「Project Comet」が前進となる。 Adobe Experience Design CC Adobe XDを開発した理由として、同社の轟啓介氏は「今まではUXデザイナー向けの一貫したツールがなく、デザインからプロトタイピングの過程において、複数のツールを組み合わさざるを得なかった。このようなワークフローでは、フィードバックの反映までに時間がかかってしまい、クリエイティビティに制約が生じる」と説明した。 アドビシステムズ 轟啓介氏 Adobe XDの機能としては、WebサイトやアプリのUIを制作するDesignモードと、UI操作による画面遷移などを設定し、プレビューがで
近年、スマートウォッチや活動量計など、スマートフォンアプリと連携できるデバイスが登場し、IoTが身近になってきました。みなさんの中にも、すでに大手メーカーから発売されているものをチェックしたり、クラウドファウンディングサイトでプロジェクトを支援したりすることで、このようなデバイスを手に入れた方も多いのではないでしょうか。しかし、これらデバイスのプラットフォームには、デバイスに対して専用アプリのみでしか連携ができないという課題があります。今回ご紹介する「Linking」は、誰でも無料で使用することができ、スマートフォンとデバイスを自由につなぐことができるIoTプラットフォームです。 はじめに Linkingとは、NTTドコモ等の複数の国内企業が連携して発表した、スマートフォン内のアプリケーションとスマートフォン外部の周辺デバイスとを連携させるためのプラットフォームです。 Linkingに対応
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