先日ノーベル賞を受賞された中村修二氏は現在、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で教授をされている。カリフォルニア大学の教員はカリフォルニア州の職員ということになっているので、得ている給料は外部にすべてオープンにされており、以下のサイトで閲覧が可能で、2013年には358kドルだったようだ。この待遇はうらやましい。 http://www.sacbee.com/statepay/#req=employment%2Flist%2Fsafename%3Dshuji%2520nakamura%2Fdepartment%3DUC%2520Santa%2520Barbara 米国のアカデミアではfull professor として20万ドルをもらうことは珍しくはないが、彼のサラリーは60歳のアメリカの教授としては平均よりも上にあると思う。日本では教授職についても半分以下しかもらえない。米国には定年もない
インターネットでは、面識のない個人や、違う場の空気をもつコミュニティが人やグループの行動・言動に緩やかに、時に匿名で一方的に干渉できるので、職場や学校などといったリアルの世界と比べ「批判」が醸成されやすいのは我々の経験がよく知るところです。「インターネットはその匿名性ゆえに無責任な批判が跋扈する、なのでけしからん」といった議論はfacebookの実名制が普及した今でもよく目にしますが、その背後にはそもそも批判そのものが「けしからん」から、ないしは少なくとも原則するべきものではない(それゆえするなら何らかの責任を伴う)から、という前提が垣間見えます。もし批判が一般に歓迎されるべきものなのであれば、批判が集まりやすいインターネットはその意味で社会にとって有益だ、ということになりそうです。 少し前に、僧侶の松山大耕さんがTEDで日本人の宗教観を説いて話題になりました。曰く、日本人の宗教観は"be
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