法人営業のメールマーケティングで成功している企業は、私信メールとメールマガジンのバランスが実にうまい。今抱えている自社の課題に突き刺さるメールの使い方こそが、成功の可否を分けるのだ。 メールマーケティングにおける﹁私信メール﹂と﹁メールマガジン︵以下、メルマガ︶﹂のバランスについて、わたしが法人営業でコンサルティングを手掛けた企業の事例を紹介したい。営業の課題によって3つのパターンがあるが、どの事例にも個人そして組織としての営業力を上げるヒントが詰まっているはずだ。 営業課題1‥営業リスト不足――システムを使わずにメルマガ配信 企業Aでは法人向けメルマガの配信を検討していた。複数の企業から提案を受け、お眼鏡にかなうメール配信システムが見つかった。 そこで、営業担当に声をかけ営業リストをかき集めた。ところが、名刺情報や展示会において、2年以内にコンタクトを取った﹁生きたリスト﹂は2000件弱
![メールマガジンは本当に必要なのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)