開発の全工程の中で、あまり人気がないのがテスト工程だ。ソフトウェアの品質を証明するためのテストは、なぜ低く見られてしまうのか︵編集部︶ そもそもテストはなぜ実施するの? 皆さんはテストと聞いてどういったイメージをお持ちでしょうか。 ﹁面倒くさい﹂﹁プログラマの仕事じゃない﹂﹁納期直前に徹夜でするもの﹂﹁そもそもしない﹂……。 残念ながら筆者の周りにいる開発者に聞いてみても、あまり人気のある工程とはいえないようです。 さて、本連載で扱うテストとは、もちろん学期末の終わりに実施するような人の知識、習熟度を試すテストではありません。ソフトウェア開発におけるテスト、つまり﹁ソフトウェアの品質を証明するためのテスト﹂のことです。自分たちが作り上げたソフトウェアに対して自らテストし品質を評価する工程、そして、テスト結果は常に100点である必要があるという半ば自己満足的な性質を持つ試験のことです。 しか
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