箱根駅伝、ラグビー全国大学選手権、アメフト甲子園ボウル。ことしも大学生たちの熱い闘いが、日本の冬を大いに盛り上げました。 そんな大学スポーツ界に新たな流れが急速に広まっています。部活動の「法人化」です。部活動を、「任意の課外活動」という枠組みではなく、一般企業のような組織にして透明性を高め、ガバナンスの強化をしようという動きです。いま、大学スポーツ界で何が起きているのでしょうか。(映像取材部カメラマン 河村信) 「ガッチャーン」 大柄な選手どうしがぶつかり合う激しい音が、照明に照らされたグラウンドに響き渡ります。 去年12月。私は、関東大学アメリカンフットボールリーグ「BIG8」(※最高峰リーグの一つ下のカテゴリー)で首位を走っていた東京大学アメフト部を訪ねました。 練習中、上級生がプレーの指示を出すと、サイドラインにいた下級生の選手が、すかさず意見をぶつけます。 キャプテンの関剛夢選手(
![WEB特集 法人化で大学スポーツを変えろ!東大アメフト部の挑戦 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/67819b99e9e7d08ddd36435f2988010988bce46b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190119%2FK10011782661_1901181534_1901181540_01_02.jpg)