株式会社コプロシステム取締役 商品計画研究所所長。携帯電話キャリア、電機・食品・化粧品各メーカー、エンタメ系企業等のブランディング、商品開発に関するプロジェクトを多数手がける。Mac大好き。 ここまで二回にわたって、メイク用化粧品ユーザーを見てきました。﹁マキアージュ﹂﹁シャネル﹂に続き、三番目は﹁ちふれ﹂です。ここ数年の日本経済の状況はデフレスパイラル状態で、実質的な可処分所得は減少の一途をたどって来ました。私たちの定点観測によると、平均世帯年収と平均おこづかいは、2007年から下がり続け、2013年にようやく下げ止まりを見せました。しかし、円安に伴う食品、日用品、エネルギーの値上げによって、今後、可処分所得自体はさらに圧迫される傾向になっています。その中で消費は二極化し、同じ価値なら安い方を選ぶという生活防衛型の消費傾向がマスボリュームとなってきています。﹁ちふれ化粧品﹂はそのデフレ環
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