花總まり︵はなふさ まり・女優︶ 写真=深野未季 ︵本社︶ ﹁宝塚百年に一人の娘役﹂己の全てを舞台に捧ぐ女優・花總まりは1991年、宝塚歌劇団からキャリアをスタート。トップ娘役を12年3カ月︵歴代最長記録︶務め、﹁百年に一人の娘役﹂と評された。退団後もミュージカルを中心に活躍し、2016年に当時史上最年少で菊田一夫演劇大賞に輝く。 公演中の﹃エリザベート﹄は代表作で、本場ウィーンから高く評価され2019年にはオーストリア共和国有功栄誉金章を受章。﹁人生が変わった作品です。今の私にできることを精一杯やりつくします﹂と意気込む。 ﹁いつも舞台に誠実であれ﹂ 幕が上がる前、宝塚の恩師の言葉を唱えるのがルーティーン。約3時間の公演を終えても、残りの21時間も役を探求し、己の全てを舞台に捧ぐ。 来年も、ニール・サイモンの最高傑作﹃おかしな二人﹄、韓国大ヒット映画原作﹃SUNNY﹄と、主演舞台の公演が
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