LX1の売りが「アスペクト比16:9の横長画面」と聞いて、昔、銀塩カメラで流行ったパノラマ写真を思い出した。これは35mmフルサイズ画面の上下をカットするもので、89×254mm、あるいは127×353mmのサイズにプリントし、横長のパノラマ写真を得るシステムだ。 発売当初はそれほど注目されなかったが、通常画面と途中切り替え可能なカメラの登場で大ブレイク。コンパクトカメラに止まらず、高級一眼レフカメラにもこの機能を搭載した製品が現れるほどだった。しかし画面の一部分を拡大するので高画質が得にくい上、所詮、画面の上下をカットしただけの疑似パノラマだったこともあり、いつの間にか姿を消した。 そのため、LUMIX DMC-LX1が16:9のアスペクト比を採用したと聞いたとき「普通のCCDの上下をカットして横長画面にしやがったな。これでは銀塩のニセパノラマの二の舞だ」と思ったものだ。だがカタログをよ
DMC-LX1に採用された16:9のアスペクト比は、同じく16:9のハイビジョンテレビで再生することを前提に採用されたものだ。そこで今回は有明にあるパナソニックセンター東京の協力を得て、プラズマテレビおよび液晶テレビ「ビエラ」シリーズで撮影画像を再生。検証してみることにした。 ビエラシリーズの場合、ほとんどの機種がSDメモリーカードスロットを装備している。本体前面のスロットへSDメモリーカードを挿入、リモコンのメモリーカードボタンを押し、ガイド画面にしたがって操作をすると、LX1で撮影した画像が表示される。 とにかく大画面で見る映像は圧巻。例えばビエラシリーズ最大の「TH-65PX500」の画面サイズは143.4×98.5cm。明るさも申し分なく、まるでプロジェクターで映写したスライドを見ているような印象を受ける。 TH-65PX500の表示画素数はフルHDの1,920×1,080ピクセル
松下電器産業のデジカメ“LUMIX”の新シリーズ第1弾が「DMC-LX1」である。昨年ブレイクした「DMC-FX7」やその後継機「DMC-FX8」から、大型液晶や手ブレ補正機構のメリットを受け継ぎつつ、ワイドズームという新たな価値を加えている。 8月26日発売予定の“LUMIX”「DMC-LX1」。写真のブラックのほかに、シルバーのカラーバリエーションがある。実売予測価格は6万3000円前後 ワイドズームとは、標準的なズームレンズよりもさらに広い範囲が写るレンズのこと。ワイド側の焦点距離が35ミリ換算でおよそ28ミリ以下のレンズを指すと考えていい。その利点は、広大な風景や巨大の建築物などを広々とした構図で撮れることや、室内などの狭い場所を余裕を持って写せることなどだ。また、遠近感がより強調されるので、肉眼よりも迫力のある画面構成を作りやすい。 これまでに出たコンパクトボディのワイドズーム機
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リコー・Caplio R2 R1、R1vと続いて大幅にモデルチェンジされたR2です。収納時に一部レンズ群が待避してボディ内にフラット格納される4.8倍ズーム (28~135mm相当) を内蔵していることはR1から同じ。この一部レンズ群待避構造ズームはややトリッキーな構造でありまして、性能良く量産することはそう簡単ではありません。でもレンズ製造がこなれてきたのか、R1の時に比べるとR2ではレンズ描写性能は相当に良くなっています。とくに望遠側での描写性能は、チャートを写してみれば ―― ぼくはチャート信者ではありませんが ―― おっ、ここまで写るのかと感心させられるほどで、そのレンズの良さの一面がわかります。 珍しいクルマです。フランス車。タルボ・マトラ・ムレーナ。ぼくはクルマの写真を長年撮り続けておりますけれど ―― 役得といいますか、そりゃあ博物館に飾っておくようなクルマにも何度も乗せても
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