心理と日本に関するyuki_2021のブックマーク (4)
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﹁個人の自尊心やアイデンティティなんて自分で選ぶもの。自分で勝ち取るものだ。﹂ そう思っている人は日本のインターネット、たとえばこのbooks&appsの読者のかたにも大勢いらっしゃるのではないかと思う。 でもって自尊心やアイデンティティは、自分自身の経済的・文化的・社会的成功と結び付けられがちだ。 いちばんわかりやすい個人主義者とは、自分の意志や能力をとおしてサクセスし、自尊心やアイデンティティをも充足させられる、そんな人物ではないだろうか。 経済的成功も心理的充足も個人化したというが しかし、誰もがいちばんわかりやすい個人主義者のように生きているわけではない。 もし、明確にサクセスした個人しか自尊心やアイデンティティが充足できないとしたら、世の中は心理的充足に飢えた、がらんどうの個人だらけになってしまうだろう。 もちろんインターネットでは何事につけ極端な人間が目立つので、がらんどうの個
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日本は海外の子どもたちと比べて自己肯定感が低いといわれています。そもそも自己定感とはどういうものなのでしょうか。自己肯定感が高い子と低い子の特徴とは。子どもの自己肯定感を伸ばすための秘訣について、英語教室﹁TLC for Kids﹂代表で5000人以上のバイリンガルの子どもたちと触れてきた船津徹さんが解説します。 自己肯定感の土台は﹁自分は親から愛されている﹂﹁そのままの自分に価値がある﹂という﹁あるがままの自己に対する自信﹂です。 私は自己肯定感を﹁根拠のない自信﹂と呼んでいます。根拠はないけれど﹁自分はできる﹂と心の底から信じている子は、困難に直面しても、チャレンジを繰り返し、﹁根拠のない自信﹂を﹁根拠のある自信﹂に変えていくパワーを持っています。 根拠のない自信は、その名の通り﹁100%親から与えられる自信﹂であり、子どもが努力しても手に入れられるものではありません。つまり子ども時代
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﹁なぜ日本の若者はデモをしないのか﹂という考察をたくさんの人がしている。いわく、学校教育と受験戦争で去勢されてしまっているから、とか。デモを先導しているのが反社会的勢力だから、とか。これらの指摘には一片の真実があるものの、本質を見抜けていない。つーか、みんな難しく考えすぎ。 日本の若者がデモをしない理由は、もっとずっとシンプル‥みんなの興味がないからだ。 たとえば若者のテレビ離れの原因は、魅力的な番組がないからだ。小学校の情報教育のせいではないし、テレビ局が反社会的勢力に乗っ取られているからでもない。視聴者の嗜好をつかめる番組が減っているからにすぎない。 デモも同じだ。社会・経済・政治。これらのトピックに興味を引かれる人間は少ない。若者に限らず、圧倒的多数の人が﹁できれば考えたくないなぁ﹂と思っている。野球の結果と芸能人のスキャンダルだけを考えて生きていきたいと願っている。毎朝ニュースを読
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﹁ちきりんの“社会派”で行こう!﹂とは? はてなダイアリーの片隅でさまざまな話題をちょっと違った視点から扱う匿名ブロガー“ちきりん”さん。政治や経済から、社会、芸能まで鋭い分析眼で読み解く“ちきりんワールド”をご堪能ください。 ※本記事は、﹁Chikirinの日記﹂において、2008年4月6日に掲載されたエントリーを再構成したコラムです。 日本の組織や人の特徴の1つに、“EXITできない”ということがあります。 例えば、後継ぎがいない零細企業の経営者でも、﹁会社を誰かに売る﹂などとは考えもしない人がたくさんいます。そして文字通り“倒れるまで”自分で経営します。会社単位ではなく、事業単位でもそうです。旧カネボウも会社が崩壊するその時まで、粉飾決算までして紡績事業を持ち続けていました。まるで﹁企業全体が倒産する方が、特定の事業から撤退するよりマシである﹂とでも考えていたかのようです。戦争の時の
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