食と漁業に関するyuma_sunのブックマーク (2)
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今年も﹁土用の丑の日﹂がやってきた。ニホンウナギは乱獲や生息環境の悪化から、その数を激減させ、2014年にIUCN︵国際自然保護連合︶が絶滅危惧種に指定したにもかかわらず、スーパーやコンビニ等は﹁土用の丑の日﹂のキャンペーンを毎年行い、メディアも﹁恒例ネタ﹂としてとりあげている。だが、日本の市場に出回っているニホンウナギの大部分が、違法或いは不適切に獲られたものだ。今月19日、環境NGOや専門家が、その危うさや行うべき対策を訴えた。 ○ウナギ消費が跳ね上がる﹁土用の丑の日﹂ ﹁土用の丑の日﹂の起源は諸説あるが、"江戸時代の蘭学者平賀源内が、夏に売り上げが伸びず困っていたウナギ屋のために﹁丑の日にちなみ﹃う﹄から始まる食べ物を食べると夏負けしない﹂との販促キャンペーンを提案した"というものが有名だ。総務省統計局の調べ︵2018年家計調査︶では、一世帯ごとの﹁ウナギのかば焼き﹂の年間支出額のう
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土用の丑︵うし︶の日︵20日︶を控え、記録的な不漁が続く国産ウナギが食べられるのか、と心配するのが消費者心理。でも、宮崎の養鰻︵ようまん︶漁業者に言わせると、﹁実はウナギが売れずに余っている﹂らしい。 生産量全国3位の宮崎県内では、今年取れた稚魚が成長し、皮が薄く身がふっくらとした半年物﹁新仔︵しんこ︶ウナギ﹂の出荷が6月末、全国に先駆けて始まった。当初は﹁需要に対して出荷数が足りなくなる﹂と見込まれていた。県水産政策課のまとめでは、今期︵2017年12月11日~18年3月25日︶のシラスウナギの漁獲量は99・4キロ。前期︵16年11月24日~17年3月8日︶の412キロに比べ、4分の1に減ったからだ。 でも、ふたを開けると、国産が売れずにだぶついているようだ。養殖業者の一人は﹁前年の1割程度の出荷量にもかかわらず、買い手がつかずに、多くのウナギが余る異常事態だ﹂と話す。 県養鰻漁業協同組
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