今年4月にホンダのトップに就任した三部敏宏社長。就任スピーチでは、2040年までにホンダの新車における電気自動車と燃料電池車の販売比率をグローバルで100%になるよう目指すと宣言。 今夏、55歳以上を対象にしたホンダの早期退職制度に予想を上回る2000人もの応募があったとのニュースが流れた。その背景には社内のどのような事情があったのか? 自動車評論家、国沢光宏氏によるレポート。 ︻写真︼早期退職制度に2000人が殺到したホンダの舞台裏の詳細画像はこちら 人事も驚いたという! ホンダが55歳以上の社員に対し早期退職を募ったら、1000人規模で考えていたのに2000人も申し出があったそうな。ホンダといえば﹁明るいニュース﹂や﹁ワクワクするような話題﹂こそ少ないものの、業績は決して悪くない。直近を見てもアメリカでの販売が大幅に回復しており不安材料無し。なぜ早期退職を募り、大量の希望者になったのか
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