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アメリカのサブプライムローン問題に端を発した昨今のいわゆる「金融危機」について、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)などのデリバティブ商品の存在そのものが「悪」であるいう意見がある。この種の話があるとすぐにこういう話が出てくるが、こういう見方はあまり適切でも生産的でもない。暴走は、どんな原始的な市場にも発生しうる。もちろん、複雑な仕組み商品が実態をわかりにくく、かつ被害を大きくしたという主張は理解できるし確かにそういう面はあっただろうが、それとて人間が懲りずに繰り返す「忘却」と「失敗」の繰り返しの一部とみるほうが適切だと思う。17世紀オランダで起きたチューリップ・バブルの時代から、科学は発達しても、人間はさして進歩していないのだ。 以上を前提としてだが、もちろんこのままでいいとも思わない。現在提唱され、各国で実施され、あるいはされようとしている、いわゆる金融安定化策が少なくともある程
遊郭に売られる遊女の如く 経営アドバイザーを務める企業が、某大手企業との資本提携交渉を進めている。概ね目指す方向性や位置づけが見えつつあるところで、契約書の文面を確認する段階に入り、弁護士等と共にチェックしているのだが、先方から出てくるものがどうにもひどいものばかり。たとえば、 ・基本的に収奪姿勢 ・電話一本で先方が仕様を自由に変えられる ・仕様書に書いてないことも先方が勝手に仕様化できる といった、遊郭に売られる遊女でもあるまいし…というような一方的な内容で、まるで二昔前の下請けの姿である。かつてはこうした横暴がおそらくまかりとおっていたのだろう。しかし仮に先方が下請けの意識を持っていたとしても、下請法の改正以降、こうした一方的な契約は改正下請法の精神に反する違法契約となるはずであり、時代錯誤も甚だしい。 しかもそもそも今回の話は、下請け受注ではなく、資本提携を含めた業務提携である。そこ
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