YouTubeが開発中の動画識別技術の実証実験に、角川グループが参加することとなった。実証するのは﹁フィンガープリント﹂と呼ばれる技術だ。コンテンツプロバイダが著作権を保有する動画と、YouTubeにアップロードされている動画が一致しているかを識別することができる。 これまでは音声のメタデータで識別していたが、今回の実験では画像データの類似性により動画コンテンツを一致させる。これにより、動画に多少の編集を加えても識別することができるようになるという。また、例えば1話から14話まであるアニメの場合、第1話だけを認識するのではなく、すべてのコンテンツを一括して洗い出せるという。 この実験に協力する角川デジックスは、﹁この技術を使うことで、動画サイトを何でも潰そうとせずに、著作権を保護しながらユーザビリティも向上させていきたい﹂とコメントしている。 角川デジックスによれば、YouTubeにアップ
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