映画のレビューサイトです。ネタバレありとネタバレなしで分けて書いています。タイトルに︻ミ︼というのはネタばれなし ︻ネ︼はネタばれしまくりのレビューです。 #33﹃エド・ウッド﹄ミテクレビュー 映画史上最低と称される監督エド・ウッドの半生を、奇才ティム・バートンが愛情を込めて描く。伝記映画というジャンルでの最高傑作の一つと挙げてもいいし、同時に何かを作らずにいられない、“創造”の魅力に取りつかれてしまった、そんな人の悩みや絶望、そして希望や夢もすべて包んでひっくるめて賞賛してくれるような逸品。 ■史上最低の監督‥エド・ウッド この映画を観る前に是非観ておきたいのはもちろんエド・ウッドの作品だ。しかし全部をとう所業を課すわけにはいかないので、﹃グレンとグレンダ﹄﹃怪物の花嫁﹄、そして﹃プラン9・フロム・アウター・スペース﹄の三本を見ていれば予習はほぼ完璧だ。この三本で史上最低監督の称号の力を