﹁Volumetric Display﹂…つまり、いままでのディスプレイのような﹁平面﹂ではなく、﹁立体﹂を表示するディスプレイ。奥行も含めて、﹁体積﹂を感じられるディスプレイ装置。そんな夢のような新製品﹁Volume﹂が先日発表され、発売前の予約が始まりました。
奥行も表示される立体ディスプレイ…というと、﹁ホログラム﹂という語が思い浮かびますが、じつは2016年現在一般的に﹁ホログラム﹂﹁ホログラフィック﹂と呼ばれている立体映像の類は、ほぼすべてが﹁ホログラムではない﹂し、﹁立体(3D)ではない﹂ものだったりします︵詳しくは後述します︶
そんななか、今回発表された﹁Volume﹂は、やはりホログラムではないものの、﹁立体﹂のディスプレイを実現しています。原理自体は簡単なもので、だからこそ万能ではない︵欠点もある︶のですが、プロモーションビデオなどを見る限りではなかなかいいかんじに見えます。これがいまなら$899︵定価$2099、プリオーダー受付開始初期価格が$999、紹介リンク経由の注文だとさらに$100割引の$899︶というわけで、なんだか手の届くものになってきました。