当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。
【イベント】九州大学大学院人文情報連係学府、学際シンポジウムシリーズ「接続する人文学」(7/8, 8/1・福岡、オンライン)
2024年7月8日と8月1日に、九州大学大学院人文情報連係学府︵仮称・設置認可申請中︶が、学際シンポジウムシリーズ﹁接続する人文学﹂を九州大学伊都キャンパス︵福岡市︶の会場参集とオンライン配信で開催します。
参加には事前の申込が必要です。
主なプログラムは以下のとおりです。
●テクストを計算する︵7/8︶・﹁人文学にとって、機械にとって、良いデータとは何か?﹂中川奈津子氏︵九州大学大学院人文科学研究院︶・﹁漢語・漢文通時コーパス﹃大地コーパス﹄とテキストマ...
【イベント】第2回 DH若手の会(2024夏)―デジタル・ヒューマニティーズで“繋がる×広がる”人文学―(7/26-27・京都)
2024年7月26日から27日まで、人間文化研究機構DH推進室、国際日本文化研究センターが﹁第2回DH若手の会︵2024夏︶―デジタル・ヒューマニティーズで“繋がる×広がる”人文学―﹂を、国際日本文化研究センター︵京都市︶で開催します。26日にポスター発表会が、27日に情報交換会が開催されます。
参加には事前の申込みが必要です。
﹁第2回DH若手の会︵2024夏︶―デジタル・ヒューマニティーズで "繋がる×広がる" 人文学―﹂を開催します︵NIHUDH...
【イベント】日本学術会議情報学委員会、公開シンポジウム「第17回情報学シンポジウム―研究データ基盤の確立とその将来展望―」(7/5・東京、オンライン)
2024年7月5日、日本学術会議情報学委員会が、公開シンポジウム﹁第17回情報学シンポジウム―研究データ基盤の確立とその将来展望―﹂を、日本学術会議講堂︵東京都港区︶の会場参集とオンライン配信で開催します。
参加費は無料で、参加には事前の申込みが必要です。
主なプログラムは以下のとおりです。
●第一部 研究データ基盤の戦略と政策・﹁わが国のオープンサイエンス政策について﹂国分政秀氏︵文部科学省研究振興局参事官︵情報担当︶︶・"Overview of US ...
東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館、出張展示「芹沢銈介 本の装いと挿絵の世界」を開催中
2024年6月25日から7月21日まで、東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館︵宮城県仙台市︶が、出張展示﹁芹沢銈介 本の装いと挿絵の世界﹂を同大学仙台駅東口キャンパス東北福祉大学ギャラリーミニモリ︵仙台市︶において開催します。
仙台にゆかりのある人間国宝︵染色作家︵型絵染︶︶・芹沢銈介︵1895-1984︶の作品について、本の装いをテーマに紹介する展覧会です。
芹沢が手掛けた型絵染による本の仕事は、表紙や背表紙、外箱、タイトルの書体や扉絵といった﹁装幀﹂、物語の﹁挿絵...
文部科学省、令和5年度「読書活動の推進に携わる人材の育成に関する実態調査」の調査報告書を公開
2024年3月付けで、文部科学省が、令和5年度に実施した﹁読書活動の推進に携わる人材の育成に関する実態調査﹂の調査報告書をウェブサイト上で公開しています。
同調査は、第五次﹁子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画﹂で掲げられている﹁II多様な子どもたちの読書機会の確保﹂及び﹁III デジタル社会に対応した読書環境の整備﹂の推進に向けて、地方公共団体における子どもの読書活動の推進に携わる人材に対する研修の実態把握や先進事例の調査を目的として実施されたものです。
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オランダ国立図書館(KB)、同館のコレクション構築に関する2024年から2030年までの戦略を発表
2024年6月10日、オランダ国立図書館︵KB︶が同館のコレクション構築に関する2024年から2030年までの戦略を発表しました。
同戦略は、オンライン出版物の増加といった近年の出版文化の変化に対応するために策定されたもので、コレクションの収集、保存、アクセスの提供に関する九つの基本原則を示しています。
発表の中では、戦略において、出版物の定義を従来の書籍や定期刊行物から拡張したこと、紙版よりデジタル版での収集を優先するという近年採用してきたデジタルファーストの...
図書館振興財団、機関誌『図書館の学校』2024年春号の特集「読書バリアフリー法について考える」をリフロー型電子書籍として公開
2024年6月20日、公益財団法人図書館振興財団が、機関誌﹃図書館の学校﹄2024年春号の特集﹁読書バリアフリー法について考える﹂を、リフロー型電子書籍として公開したと発表しました。
同財団では、同誌の読書バリアフリー法に関する特集を契機に、アクセシビリティを検討した結果、視覚に障がいがある人や紙の本の読書に困難がある人にも読んでもらえるように、同特集の記事をフィックス型ではなくリフロー型電子書籍として試験的に公開することにしたとあります。財団のウェブサイトからアクセ...
国際児童図書評議会(IBBY)、ガザ地区で続く子どもの権利侵害に関する声明を発表
2024年6月17日、国際児童図書評議会︵IBBY︶が、ガザ地区で続く子どもの権利侵害に関する声明を発表しました。
声明では、IBBYは、国際連合︵UN︶が定めた人権条約、特に児童の権利に関する条約を支持する機関として、全ての世界の指導者たちがガザ地区の子どものために協力することを求めています。
IBBYが2008年に建設したパレスチナ自治区の二つの図書館も破壊されたとし、ガザ地区で続いている子どもの基本的権利の侵害を強く非難するとともに、イスラエルとハマスの指...
ひろしま美術館、「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」を開催
2024年7月6日から8月18日まで、ひろしま美術館︵広島市︶において﹁宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展﹂が開催されます。
月刊絵本﹁こどものとも﹂︵福音館書店︶の原画を中心とする宮城県美術館︵仙台市︶の絵本原画コレクションについて、宮城県外のひろしま美術館の特別展として開催するものです。物語絵本の草創・発展期を担った名作の原画に潜む造形の工夫や、直に見てこそ分かる画家の手の痕跡や材料の質感に注目する展覧会とあります。
観覧に当たっては入館料が必要です。...
「東海国立大学機構学術デジタルアーカイブ」が公開
2024年6月24日、国立大学法人東海国立大学機構が﹁東海国立大学機構学術デジタルアーカイブ﹂を公開しました。
同機構が掲げる﹁デジタルユニバーシティ構想﹂基本計画の一環として開設されたプラットフォームであり、岐阜大学と名古屋大学が保有する学術資源の画像データを横断的に検索・利用することができます。
収録コレクションとしては次のものなどが挙げられており、公開コンテンツは順次拡大していく予定とあります。
○岐阜大学 学術アーカイブズ所蔵・岐阜大学人体解剖掛図...