ブログ記事公開前に5分間のチェックでアクセスを伸ばす方法
2011年09月01日 公開
![記事が読まれるのと、保存されるのでは意味が違う](https://blog-imgs-33-origin.fc2.com/e/0/1/e0166/201108240018.jpg)
ブログ記事には色んな記事があって、それぞれどんな方向性があるのかを吟味しながら記事を書かれていることだとおもう。
記事には﹁数字﹂を稼ぐという意味ではてなブックマーク向けの為の記事や、Twitterやfacebook受けするような大衆向けの記事、あるいはGoolgeから検索してもらう事で将来的に数字を稼ぐ記事などがあります。
今回はこうした点について考えてみましょう。
3つのポイント
ポイント分けして考えるとそれぞれ3つのポイントがあります。
それは ●口コミしやすいか ●最後まで読まれたか ●検索されやすいか
この3点です。
これを検証する事で、その記事が持つ力を測定できるのではないかと考えました。
1︶口コミしやすいか
口コミ率の高い記事というのは至極あっさりとした記事が多いというのが数字として出ました。
ネタ帳の記事でいうと ヘビーソーシャルネットワーカーの嫁が知るべき24の事 Twitterを楽しむ為の3つのコツ 集中力が切れたときに集中モードを復活させる行動7つ 一人で仕事をする上で学んだ5つの事|SOHOとしての日常
これらはTwitterやfacebookによってアクセス数をたたき出したものです。 最後のSOHOとしての日常に関しては﹁ぎりぎりの長さ﹂かなと言えます。
理由としては、短いほうがあっさり納得して、それに対して﹁一言付け加えて拡散﹂してもらえるからです。 いかにしてわかりやすく、初心者でも理解できる段階まで噛み砕いて説明してみるのもひとつ手ではあります。
また、各項目に数字、ナンバーを振る事がどれほど重要であるかをあまり理解されません。 各項目や画像にたった一つのナンバーがふってあるだけで、その画像や説明が何なのかがわからなくても、﹁8はありだなー﹂とか﹁3が素敵ですね﹂と言った口こみ力を育みます。
特に嫁が知るべき24の事の記事は﹁24wwwww RT﹂というただの芝生だけの紹介パターンも多く、これらの記事はブックマークされずともよい仕事をしたのかなと言えます。
あとは、少しおばかな事も真剣にやってみると、口コミ力がプラスされていきますよね。
2︶最後まで読まれたのか
これは、その記事、はてぶすごいけど最後まで読まれたの? っていうところ。 はてぶによって例えば人気ホッテントリの1位なった記事は多数ありますが果たしてこれらの記事はきちんと最後まで仕事をしたのだろうかという点です。
もちろん、ブックマークされた記事は定期的に思い出され、定期的なアクセスを出すケースもあり、その瞬間的な数字だけが全てというわけではありません。
あとで困ったときにこれは活用しよう、あとで活用するときがくるかもしれないから保存しておこう。 こういうケースも多いからです。
しかし、﹁最後まで読まれたのか﹂というのは非常に大きな分かれ目となります。
これを測定する判断材料として、記事の下に配置してある広告のコンバーションあたりと、関連記事のクリック率が高く、滞在時間が長ければ、記事を最後まで読まれた可能性が高いのではないかと言えます。
面白い事に、まとめ記事はPVは高いがクリック率は異常なほど低い数値をだし、逆に短い記事は高いクリック率を出します。
相対的に記事のPVが高ければクリック率が低くてもいいように感じるかもしれませんが、その数値は3倍ほどの開きがあり、短い記事で最後まで読まれた記事は、PV以上の仕事︵ちゃんと最後まで読んでもらい、納得してもらった︶をしている可能性が高いと言えます。
最後まで読まれた可能性が高い記事が以下。 簡単に﹁コンテンツ﹂と呼ばれるブログ記事を作る方法 ビジネスブログで失敗する7つの理由 あなたのブログの再訪問者を増やす50の方法 ツイッターの日常における35の行動パターン
特に再訪問者を増やす50の方法は長い記事にもかかわらず、クリック率が高く、滞在時間の長い記事になっており、これもきちんと仕事をしているのではないかなと思います。
実際に最後まで読まれた可能性が高い記事は、文章主体の記事が多く、そしてもう一点の共通点として﹁記事の終わりが予測できる記事﹂が多いです。
例えば50の方法とか、7つの理由とかその辺ですね。
とりあえずブックマークせずとも、その時に読み終える程度の記事のほうが、案外いい仕事をして、納得して帰ってもらえるのかなと考えられます。
3︶検索されやすいか
定期的にGoogle検索から訪問される記事は、ブックマーク数の高い低いに左右される事はなく、記事のタイトルにきちんと検索用語が使われているのかによって左右されます。
Google検索の利用ユーザーは、そのページに自分が検索したいものがない場合、どこか別の探したいキーワードリンクを探す傾向が強い事がわかっており、その結果クリック率が上がります。
ちなみにもっともGoogle検索される記事は以下。 フリーで使えるいい感じの手書き風フォント特集︵日本語も︶ 商用無料で使える写真素材サイトまとめ2009年度初版 iPhone4購入から1ヶ月|失ったもの、そして得たもの
検索用語は説明するまでもなく、手書き風フォント、商用無料写真素材、iPhone4です。
こうした記事は、そのとき数字を出さずとも、将来にわたり多くの仕事をします。 ちなみに手書き風フォントが先月仕事をしたPVは6万PVです。多いと判断するか少ないと判断するかはそれぞれのユーザー次第だと思います。
しかし、記事の内容がその時どんなものなのかによって、﹁今すぐ人をひきつけるべきタイトル﹂にするか﹁将来的に検索に引っかかるようにつけるべきタイトル﹂なのかを、もう一度よく考えてみてほしい。
例えば後々の教材系としての記事であれば、より慎重にタイトルを吟味する事をお勧めしたい。 その情報を必要としている多くのユーザーは、いったいその情報をどのように検索するのか。そのユーザーに向けてタイトルをつける事で将来にわたり大きな仕事をする記事に成長するはずです。
はてなブックマークでホッテントリ入りしたブログのほとんどが、﹁タイトルが重要﹂といいますが、その全てはいかに﹁クリックされやすい、人をひきつけるタイトルにするべきか﹂について論じられています。
もちろんそれも大事なのですが、それが全てでは無いのです。
まとめると
今すぐ読んでほしいのか、情報のソース元に成長してほしい記事なのか、それとも勉強の教材としてなりうる情報なのか、それらを生み出したときに、再度タイトルと記事の内容を考えてみましょう。
その記事が何処へ向かうかを予測すると以下の点に矛盾点が生まれることが多い。
1︶口コミしてほしいのに教科書のようになったり、難しくなってないか? もっと楽になって、要点を分解したり項目に数字を振ってあるかを確認、わかりやすい言葉を選んだりできなかったかをチェック。 わかりやすい言葉や、初心者でも理解できる問題などは口コミされるような仕事をしてくれます。
2︶最後まで読んでほしい記事なのに、無駄な情報がこびりついてないか? 削れる部分は無かったのか、記事を分ける事ができなかったのかをチェック。 記事を分ける事で、その子はより多くの仕事をします。
3︶最終的に教科書のように使ってほしいのに、タイトルをあせりすぎてやしないか? 今すぐに人をひきつけるタイトルをつけて、余計な言葉をタイトルに使ってないかをチェック。 その子は今すぐ世にでてすぐに終わる子なのか、将来的に成功するような子なのか。きちんと判断して名づける。
このあたりは、書いているうちに意外と体にしみこんできます。 あまり難しい事を考えることもありませんが、公開前にもう一度だけわが子の将来を見直してみてください。 凄くいい仕事をする子に変わるかもしれません。
それでは、また。
おまけ ︻お知らせ︼2011年9月10日A8さん主催、渋谷でのイベントでブログセミナー行います