2024.04.26
「俺が立浪を救わないといけない」...監督と一蓮托生を誓う男の「漢気発言」
「シーズン途中でも責任を取る」
開幕からのスタートダッシュを決めて、セ・リーグを面白くしている立浪中日。
前編記事『「監督のために野球をやるわけじゃない」…立浪中日を変えたチームリーダーの「アツすぎる一言」』では中心選手の今季に懸ける思いの丈を紹介したが、首脳陣も引けを取らない決意を胸に、今季を戦っている。
![嫌われ役もいとわない片岡ヘッドコーチ](https://gendai-m.ismcdn.jp/mwimgs/1/3/1280m/img_134959da9fc6979e8c2f7bd098e79f5b204773.jpg)
中日OBが、ここまでの立浪監督の戦いぶりをこう評価する。
「生え抜きスターながら衰えが見え始めている大島洋平を外して三好大倫を抜擢したり、目をかけている田中幹也や村松開人を積極的に起用したり、昨季までは育成を重視して使っていた石川昂弥の調子が上がらないと見るや開幕メンバーから外した。3年契約の最終年で、今年はやりたいようにやっている印象だ。それがうまく回っている。
その裏には﹃春先からチーム成績がふるわなければ責任を取る﹄と親しい知人に話しているように、シーズン途中でもユニフォームを脱ぐことを辞さない覚悟がある。補強した面々も中田翔を筆頭に上林誠知、山本泰寛もいい仕事をしている。それに細川成也らも刺激を受けて、相乗効果も生まれている﹂
そして、傍らに寄り添う片岡篤史ヘッドコーチの存在も欠かせないと、言葉を続ける。