がっかり島

がっかり島（がっかりとう）は、岩手県宮古市の真崎海岸にある無人島。日本語の「がっかり」との一致から、珍地名としてよく取り上げられる。

概要

崖のような小さい島である。島と言うよりはむしろ海面に突き出た岩である。

名前の由来

●周辺地域の方言で、この島のような切り立った岩場のことを﹁がっかり﹂と表現することに由来する。
●ちなみに﹁がっかり﹂は海における呼びかたで、山の切り立った岩は﹁まっかり﹂という。

●近辺の海域はアワビの宝庫であるが、その島の周りだけ何故か取れないこと

●島全体が崖でできているため、﹁崖ばっかり﹂が変化した

方言で﹁がっから﹂と言うのが、魚が釣れにくい地形から﹁がっかり﹂に変化した

などに由来するといった説がある。

交通

JR宮古駅から国道45号を経由し車で約35分で真崎海岸に到着する。がっかり島には橋がかかっておらず、定期船の運航もないため、漁船等をチャーターする必要がある。島には船が着岸できる港湾設備は存在しないため、小型船で接近する必要がある。なお、島には当然宿泊設備等は一切存在しない。

関連項目

• 珍地名