る
かな文字の一つ
●現代標準語の音韻: 1子音と1母音からなる音 /ru/。舌の先で上歯茎付近をはじくことによる有声子音/r/とうからなる音。国際音声記号で語中の/r/は歯茎はじき音[ɾ]で記述される。語頭の/r/は接触の持続時間がやや長く、度合いは弱いが破裂音[d]に近くなる。個人によっては側面接近音が現われる。これを記述できる適当な記号がなく、記述も多様になるが、便宜上、語頭・語中とも[ɾ]とすることが多い。
●五十音順: 第41位。や行の﹁い﹂と﹁え﹂を数に加えると43位。
●いろは順: 第11位。﹁ぬ﹂の次、﹁を﹂の前。
●平仮名﹁る﹂の字形: ﹁留﹂の草体
●片仮名﹁ル﹂の字形: ﹁流﹂の右下の部分
●ローマ字: ru
●点字:
●● -● -- |
平仮名 | |
---|---|
文字 |
る |
字源 | 留の草書体 |
JIS X 0213 | 1-4-75 |
Unicode | U+308B |
片仮名 | |
文字 |
ル |
字源 | 流の部分 |
JIS X 0213 | 1-5-75 |
Unicode | U+30EB |
言語 | |
言語 | {{{言語}}} |
ローマ字 | |
ヘボン式 | RU |
訓令式 | RU |
JIS X 4063 | {{{JISX4063}}} |
アイヌ語 | {{{アイヌ語}}} |
発音 | |
IPA | ru |
種別 | |
音 | 清音 |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/73/%E3%82%8B-bw.png/200px-%E3%82%8B-bw.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e1/%E3%83%AB-bw.png/200px-%E3%83%AB-bw.png)
る に関わる諸事項
●日本語に﹁る﹂で始まる単語は極端に少なく、︵﹁ル﹂で始まる外来語を除けば︶三省堂﹁大辞林 第二版﹂では200項目しかない。しかもそれらのほぼ全てが漢語であり、それ以外ではアイヌ語由来の地名﹁留萌﹂と他﹁るんるん﹂ぐらいしかない。したがって、しりとりで﹁る﹂が回って来た時は非常に困惑するだろう。
﹃る﹄の世界︵﹁る﹂で始まる語を集めた個人サイト︶
●インターネットスラングで、﹁ル﹂を分解して﹁ノレ﹂と表記される事が多い︵ゴノレゴ13など︶。