スマートブック

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スマートブック(Smartbook)は、ほぼスマートフォンネットブックの中間に位置する、インターネット用モバイル情報端末の1つである[出典 1]

スマートブックの位置

構成




ARMSnapdragon, i.MX

4-10



NANDHDD使

LinuxOS

3GLANBluetoothGPS

使ARM使Atom+4-10使HDD使NAND使OSLinux使OSCanonicalARMUbuntuChrome OS

900g220mm8SCAD[1]

機能・用途


使

3GLAN1LinuxOSWindows OS使使[1]










[]: date=yyyymdate=data=

[1]

使

コスト比較


20098NetWalker()34



AtomARM[2]3GARM[3]OS Windows XP LinuxDVD[4]NAND[5]299-339255-290[1]

歴史

クアルコム社は2008年末、又は2009年前半頃からスマートブックの名を示し、米フリースケール・セミコンダクタ社とも共同で提唱し始めた[6]。フリースケール・セミコンダクター社は2009年6月の Computex Taipei 2009 でスマートブックのコンセプトモデルを展示した[出典 1]

関連項目

注記

  1. ^ 米インテル社が提唱している「MID」(Mibile Internet divice)の位置付けが、スマートブックと重なっている。MIDではフルキーボードの搭載が必ずしも求められていない点ではスマートフォンに似ているが、画面サイズを含めてスマートフォンより高機能な用途を想定している点ではスマートブックに近い。Atom+チップセットのコストが現状でも低価格であるので、インテルが言うように今後Atomの消費電力が大きく削減できれば、ARMコアのチップセットを使ったスマートブックに対抗したMIDにも成功の可能性があり、スマートブックにAtomが使われないとも限らない。
  2. ^ Atom+チップセット:32-40米ドル。ARMコアチップのチップセット:70-75米ドル
  3. ^ 追加の3G通信モジュール:55-60米ドル。
  4. ^ Windows XP Home のネットブック向けライセンス料(先進国向けの推定額):30米ドル。Linux+DVD再生ソフト:3-6米ドル。
  5. ^ その他の部材は182-209米ドルだと仮定される。
  6. ^ クアルコム社は2008年の段階ではスマートブックに相当するものを、Pocket Computing Device(PCD)やMobile Computing Device(MCD)と呼んでいた。

出典

  1. ^ a b c d e 道本健二、内田泰著 『ネットブック第二幕』 日経エレクトロニクス2009年7月27日号

外部リンク