テチス海

パンゲア大陸の分裂から新生代第三紀まで存在した海洋

 (Tethys Ocean, Tethys Sea) 218000[1]
2沿

[1]西[2]

提唱

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アルプスやアフリカ大陸化石の調査をしていたエドアルト・ジュースにより1893年にテチス海の存在が提唱された。名前の由来はギリシア神話の海の女神テーテュース (Tethys) からである(テティス (Thetis) からではない)。

歴史

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39000 (Paleo-Tethys Ocean) 36000[2]25000[2]218000



[3]

地質学的証拠

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テチス海があったことを示す証拠として、ヒマラヤ山脈には海底堆積物と思われる地層が激しく褶曲した露頭が存在しており、地層からは多数のアンモナイトの化石が発見されている。

脚注

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  1. ^ a b スーパーコンピューターでパンゲアの分裂から現在までの大陸移動を再現し、その原動力を解明”. 独立行政法人海洋研究開発機構. 2018年2月12日閲覧。
  2. ^ a b c スチーブン・ジェイ・グールド監修、ロジャー・オズボーン/マイケル・ベントン著、木畑郁生日本語版監修、池田比佐子訳 『進化地図』 河出書房新社 2011年 82ページ
  3. ^ 西本昌司、『地球の始まりからダイジェスト』p112、2015年9月25日、合同出版、ISBN 978-4-7726-1252-4

関連項目

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