御曹司 (おんぞうし)は、宮中や貴族の私室を敬って言う言葉。転じてそこに住まう人を指す。

概要 編集


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NHK


 


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  • 歌舞伎役者の権門の家に生まれ、長じては名跡[2]襲名することが定められている男子。例えば、市川海老蔵市川團十郎を襲名することが期待された成田屋の御曹司であったし、尾上菊之助は将来尾上菊五郎(八代目になる)を襲名することが期待される音羽屋の御曹司である。
  • 裕福な家に生まれ、ゆくゆくはその財産の多くを相続することが期待される男子。良い意味で「お坊ちゃん」(家事使用人達が呼びかける際には「(名前)坊ちゃま」)、悪い意味では「どら息子」もしくは「(親の七光の)馬鹿息子」のニュアンスが含まれる。

脚注 編集

  1. ^ 『旺文社古語辞典』
  2. ^ なお、単なる「名跡」と「名跡」の違いは不明

関連項目 編集