新曜社
東京都千代田区に本社をおく出版社
新曜社(しんようしゃ)は、東京都千代田区に本拠を置く日本の出版社。
新曜社 | |
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正式名称 | 株式会社 新曜社 |
現況 | 事業継続中 |
種類 | 株式会社 |
市場情報 | 非上場 |
出版者記号 | 7885 |
取次コード | 3329 |
法人番号 | 6010001018472 |
設立日 | 1969年7月 |
本社郵便番号 | 〒101-0051 |
本社所在地 |
東京都千代田区神田神保町3-9 第一丸三ビル |
外部リンク | https://www.shin-yo-sha.co.jp/ |
https://twitter.com/shin_yo_sha |
概要 編集
社会学・心理学・哲学を中心に、その他のジャンルの書籍も幅広く出版。小熊英二の一連の著作を出し続け、﹃民主と愛国﹄のヒットにより、人文系で注目されるようになった。宮崎哲弥は、学術書における御三家︵岩波書店・みすず書房など︶に次ぐ御三卿︵勁草書房など︶の一つにあげている[1]。
2018年、第61回群像新人文学賞を受賞し第159回芥川龍之介賞候補となった北条裕子の﹃美しい顔﹄に対し、同社の出版した﹃3.11 慟哭の記録―71人が体感した大津波・原発・巨大地震﹄と類似する表現が10数カ所もあったとして﹁想像力だけでリアリティーに迫れるのか、被災当事者はどう受け止めるのか、など開かれた議論が求められる﹂と抗議した[2]。この件では新潮社も同様に抗議している[3]。
沿革 編集
●1969年、堀江洪により設立。 設立当時は年に1 - 2冊しか出版できない小さな会社であった。 ●2007年6月19日、堀江が死去。塩浦暲が社長となる。主な出版物 編集
●村上陽一郎﹃西欧近代科学﹄︵71年︶﹃近代科学と聖俗革命﹄︵76年︶ ●ファイヤアーベント﹃方法への挑戦﹄︵81年︶ ●アリス・ミラー﹃魂の殺人﹄︵83年︶ ●ポール・リクール﹃時間と物語﹄全3巻︵87年 - 90年︶ ●下條信輔﹃まなざしの誕生﹄︵88年︶ ●やまだようこ﹃ことばの前のことば﹄︵92年︶ ●ジャレド・ダイアモンド﹃人間はどこまでチンパンジーか﹄︵93年︶ ●小熊英二﹃単一民族神話の起源﹄﹃<日本人>の境界﹄﹃︿民主﹀と︿愛国﹀﹄﹃1968﹄ ●金菱清﹃3.11 慟哭の記録―71人が体感した大津波・原発・巨大地震﹄︵2012年︶住所 編集
●東京都千代田区神田神保町三丁目9番地 ●営業部は2丁目10番地脚注 編集
(一)^ スガ秀実、高澤秀次﹃ニッポンの知識人﹄ベストセラーズ、1999年。
(二)^ "参照元出版社が議論求める 芥川賞候補作の文献不記載で". 東京新聞 (2018年7月2日). 2018年7月3日閲覧。
(三)^ "新潮社﹁修正を含め対応要望﹂ 芥川賞候補作の類似表現". 朝日新聞デジタル (2018年6月29日). 2018年7月2日閲覧。