「東京宝塚ビル」の版間の差分
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| 最終公演= <!--同。判明している場合は記入-->
| 収容人数=
| 客席= 2,079席<ref>{{Cite web|和書|url=https://kageki.hankyu.co.jp/theater/tokyo/ttseat.html |title=東京宝塚劇場 座席表 |access-date=2022/4/30}}</ref>
| 延床面積=
| 設備= 場内:[[劇場#舞台の設備|セリ]]・オーケストラピット<br />その他:[[売店]]・[[飲食店]]
| 用途= [[宝塚歌劇団]]の公演
| 旧用途=
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=== 外装 ===
[[宝塚歌劇団]]の若さと躍動感、上昇の勢いを表現した﹁ライジング・ステップ﹂というビルの[[概念|コンセプト]]をもとに{{Sfn|東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 : 1932-2007|2010|p=526}}、高層部コーナーに[[塔]]を設けて都市の[[ランドマーク]]とし、全体が塔に向けて[[階段]]状に上昇していく[[シルエット]]が形づくられた{{Sfn|近代建築|2001|p=40}}。さらに外壁には淡い[[紫|パープル]]色の[[タイル]]と柔らかな[[ベージュ]]色の塗装を用いて、優しさや華やかさ、気品といったものも併せて表現されている{{Sfn|近代建築|2001|p=40}}。また劇場[[ファサード]]は彫りの深い繊細なリズムの壁面構成とすることで﹁[[幕]]﹂を[[イメージ]]させるようにし、全体を劇場の[[プロセニアム・アーチ]]に見立てた{{Sfn|近代建築|2001|p=40}}。 == 施設構成 ==
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地下2階に[[TOHOシネマズスカラ座|日比谷スカラ座1・2]]の2館体制で開設され、[[2005年]]︵平成17年︶4月1日、[[東宝会館 (有楽町)|東宝会館]]地下1階にあった[[みゆき座]]の閉館に伴い、スカラ座2はみゆき座の名称を継承した。これを受けスカラ座1はスカラ座となった。[[2009年]]︵平成21年︶2月3日、2館はTOHOシネマズみゆき座、TOHOシネマズスカラ座にそれぞれ名称を改めた。 [[2018年]]︵平成30年︶3月に開業する[[東京ミッドタウン日比谷]]に[[TOHOシネマズ日比谷]] === 東京宝塚劇場 ===
1~6階部分に入る劇場で21世紀最初の日に当たる [[2001年]]︵平成13年︶1月1日にオープンした{{Sfn|東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 : 1932-2007|2010|p=526}}。[[阪急電鉄]]に賃貸された宝塚歌劇団専用の劇場として{{Sfn|東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 : 1932-2007|2010|p=526}}、[[舞台]]のサイズ、設備等のシステムは、[[宝塚大劇場]]と同等になっているが、客席数ではこちらが約500席少なくなっており、客席数の最大限確保と[[楽屋]]配置などの関係から3階が主階席とされた{{Sfn|近代建築|2001|p=40}}。全体的に宝塚らしい華やぎのあるデザインや色彩でまとまられているが、[[絨毯]]の地の色に旧劇場の色を用いるなど記憶の継承にも配慮され{{Sfn|近代建築|2001|p=40}}、リニューアルオープンを契機に元[[花組 (宝塚歌劇)|花組]]トップの [[2011年]]︵平成23年︶3月3日に来場者数が1,000万人を達成し、記念セレモニーが執り行われた。リニューアルから10年間の通算公演回数は約4,800回、通算客席稼働率は100%以上となっている<ref>[http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/bfffbb1b42cf83f68c35f1d50e0b1511.html 東京宝塚劇場開場10周年 ご来場者1,000万人達成]︵宝塚歌劇団公式ページ、2011年3月4日︶</ref>。 [[2022年]](令和4年)2月、客席リニューアル工事を行う<ref>{{Cite web|和書|title=宝塚歌劇はInstagramを利用しています:「2022.02.24 東京宝塚劇場の客席リニューアルが完了いたしました! 新しく生まれ変わった客席を、どこよりも早く公開✨ 明日2月25日(金)の月組公演 『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』初日より、 皆様をお迎えいたします!…」 |url=https://www.instagram.com/p/CaV0DQ7Pygi/ |website=Instagram |access-date=2022-04-29 |language=ja}}</ref>。客席数は14席増やし、2,079席となった(車いすスペース除く)。
管理・運営・製作は、当劇場、宝塚大劇場ともに阪急電鉄から分社された[[宝塚舞台]]が行っている。
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7階~18階がオフィスフロアとなり、当時は[[不況]]の時代だったが開業前に全て埋まる活況を呈した{{Sfn|東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 : 1932-2007|2010|p=526}}。1フロア約340坪の貸室空間には、従来より一回り大きい3.6Mモジュールを採用し、より自由度の高い[[レイアウト]]を可能にした{{Sfn|近代建築|2001|p=40}}。また建物南東角にはリフレッシュコーナーを設け、都市の[[パノラマ]]が楽しめるよう配慮されている{{Sfn|近代建築|2001|p=40}}。 ;
* 7F [[学情]]
* 8F
* 12F [[日鉄住金鋼管]]▼
* 9F エヌケービー
* 10F 丸紅エアロスペース
* 11F [[阪急阪神不動産]]
* 14F 三菱商事ライフサイエンス
* 15F [[日本映画放送]]
* 16F インフォアジャパン
* 17F 光陽
* 18F CDG
== 沿革 ==
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== 受賞歴 ==
* 2001年度[[グッドデザイン賞]]<ref>{{Cite web *
== 交通アクセス ==
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== 外部リンク ==
{{commonscat|Tokyo Takarazuka Theater}}
* [https://www.toho.co.jp/company/info/real_estate/
** [
{{宝塚歌劇団}}
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[[Category:2001年開業の施設]]
[[Category:千代田区の商業施設]]
[[Category:高さ100m以上150m未満の日本の超高層ビル]]
[[Category:千代田区の超高層ビル]]
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