樋口達哉
日本のテノール歌手
樋口達哉(1963- )は福島県二本松市出身の日本のテノール歌手である。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/82/Higuchitatsuya.jpg/220px-Higuchitatsuya.jpg)
1.経歴
福島県二本松市出身。武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了後イタリア・ミラノに留学。1998年、ハンガリー国立歌劇場﹃ラ・ボエーム﹄ロドルフォ役でヨーロッパデビューを果たした。帰国後は新国立劇場、二期会を中心に活躍の場を広げ、新国立劇場では、﹃トスカ﹄﹃蝶々夫人﹄﹃ファルスタッフ﹄﹃カヴァレリア・ルスティカーナ﹄﹃道化師﹄﹃フィデリオ﹄﹃ラ・ボエーム﹄﹃ナブッコ﹄等で大役を演じた。
一方、日本オペラも意欲的に取り組み、﹃夕鶴﹄﹃黒船﹄﹃修禅寺物語﹄(坂田藤十郎演出)﹃忠臣蔵・外伝﹄等で活躍。
﹃トゥーランドット﹄(カラフ)、新国立劇場﹃ナブッコ﹄(イズマエーレ)、二期会﹃ホフマン物語﹄(ホフマン)、同﹃蝶々夫人﹄、オペラ歌手として舞台やリサイタルで活躍する一方、男声ユニット︻The JADE ザ・ジェイド︼としても活躍。オペラのみならず、ポップス、日本の童謡などジャンルを超えて活躍。
音楽の専門家などから﹁イタリアの太陽を想わせる輝きのある声﹂と称され、以後この言葉が樋口達哉の﹁声の代名詞﹂として使われるようになった。
二期会会員。武蔵野音楽大学、東京藝術大学講師。
2018年4月より出身地である福島県二本松市の観光大使に就任。
2. ディスコグラフィ
2012.3.11 君のために ~ Per te
2014.9.17 Passione パッシオーネ
2017.12.6 あこがれ Ti adoro