正拳突き

2022年8月31日 (水) 10:53; 故城一片之月 (会話 | 投稿記録) による版 (用語説明の正確化。刻み突きは正拳突きの下位カテゴリのため等置は不適切のため削除)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

使
巻藁を突く船越義珍
正拳:甲上向きで罫線部の拳頭(前面)を当てる
正拳突きの反復練習(空突き)
蹴る相手の軸足を払い、倒した相手に「下段突き」

使用部位

編集

3使[1]

技の出し方

編集

姿

180

[2]

使使使使


正拳突きの種類

編集

対象部位の位置による区別

編集

 - 

 - 

 - 

前足への順逆による区別

編集

 - 使

 - 使使

使


写真1a:「右上段追い突き」を右揚げ受けに防ぐ
  • 写真1b:受けたその場で「左中段逆突き」を返す
  • 写真2a:「逆突き」(相手の中段突きを左腕受け)
  • 写真2b:「逆突き」(受けた位置で「右中段逆突き」)
  • 正拳突きの応用

    編集

    古武術・伝統派空手

    編集

    この正拳突きの動作は空手の源流である唐手(トゥデー)の型の場合、そのままトンファーサイなど琉球古武術の武器を使う動きにもつながる。

    伝統派空手の刻み突き、正拳突きは演武などで板や瓦、ブロックを割る場合(試割り)にも使われる。

    直接打撃制格闘技

    編集

    フルコンタクト系のうち、顔面ありの直接打撃制ルールの種目の場合は顔面ガードの位置やアップライトの構えから使われる事も多く、90度回転であったり引き手を取らないケースが多いために見た目パンチ技と区別が付かないこともある。フルコンタクト空手・グローブ空手などでは、いわゆるストレートパンチを正拳突きと呼ぶことも多い。

    脚注

    編集
    1. ^ 拳頭の背部を使用するものに裏拳打ちがあり、また指の第2関節部を用いる拳は中高拳平拳があるがそれぞれ使用法が異なる。
    2. ^ ただし、極真空手系統では相手の腹部に当てる裏突きを特に下突きと呼ぶ。