福井県民生活協同組合
福井県民生活協同組合︵ふくいけんみんせいかつきょうどうくみあい︶は、福井県全域をエリアとする生活協同組合である。略称は福井県民生協。日本生活協同組合連合会、コープ北陸事業連合、福井県生活協同組合連合会加盟。本部は同県福井市。
![]() ハーツたけふ店(福井県越前市) | |
市場情報 | 生活協同組合 |
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本社所在地 |
![]() 〒910-8557 福井県福井市開発5丁目1603番地 |
設立 | 1971年 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 1210005000221 |
代表者 | 理事長 松宮 幹雄 |
資本金 | 99億134万円(出資金) |
売上高 | 262億9,907万円 |
従業員数 | 1,620人 |
外部リンク | https://www.fukui.coop |
概要
編集組合員数約12万人、同県世帯数比で約40%が加入している。同県の生協では第2位の組合員規模で、第1位の福井県労働者共済生活協同組合(福井労済:全労済加盟)が行っていた共同購入事業を引き継いだ団体である。福井労済が共済専門の組合となったのに対し、本組合の活動は共同購入のほか、後年共済事業も開始、その後も介護、子育て支援など、生活密着型の事業を展開している。
沿革
編集共同購入等
編集店舗
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現行店舗については、店舗一覧を参照。
ハーツ︵Hearts︶
●2019年時点で、福井市に3店舗、鯖江市に2店舗、坂井市・越前市・敦賀市・小浜市・三方上中郡若狭町に各1店舗を展開。
●2024年秋に福井駅の東約500 mに同形態11店目となる﹁ハーツ恐竜店 福井駅東﹂を出店予定[1][2]で、同駅高架下のプリズム福井︵現くるふ福井駅︶に入居していた﹁プリズムマート﹂が2023年5月に閉店後、高層マンションが増加中で居住人口が戻りつつある福井市街中心部︵福井駅から1.5 km以内︶にショッピングモールや1,000 ㎡程度以上の食料品スーパー単独店が皆無[3][4]となっていることへ対処。
ファミリーマート+ハーツ
●2018年5月22日に、南条郡南越前町に大手コンビニエンスストアチェーンのファミリーマートとの一体店舗﹁ファミリーマート+ハーツ河野北前船主通り店﹂をオープンさせた[5]。2017年に福井県民生協・ファミリーマート・南越前町・南越前町商工会・河野観光協会の5者が包括連携協定を締結したことによって開業し、店舗は福井県民生協などが出資した﹁コンビニハーツ株式会社﹂が運営している[6]。
共済・保険
編集- コープ共済
- 生命、火災、医療の各共済事業
- コープ保険
- 傷害保険の団体加入事業
福祉
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●老人福祉施設﹁きらめき﹂ - 県内各地でデイサービス、グループホームを運営。
●関連団体として、鯖江市において特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人きらめき福祉会を2019年に設立している。
●介護員養成研修等事業 - 介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修等の実施。
●託児所﹁ハーツきっず﹂ - 一部のハーツ店舗に併設または至近設置。一時預かりのほか、立地市から子育て支援センターの指定を受けているものもある。
●放課後児童クラブ﹁ハーツきっず児童クラブ﹂ - 福井市の複数の公立小学校内において運営。
脚注
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(一)^ 福井市にハーツ11号店、事業計画などを可決 県民生協が総代会 - 2023年6月24日、中日新聞web
(二)^ 大規模小売店舗立地法にかかる縦覧中の届出案件︵福井市︶ - 福井県.
(三)^ 西武福井店の地階食品売場︵いわゆるデパ地下︶は特定品目の専門店割合や商品単価が高く、一部のドラッグストアにも生鮮品を含む食料品・惣菜等販売はあるが薬品・日用品主体のため十分な品揃えとはいえない。
(四)^ 生鮮食品買い物 不便の声 - 2023年5月29日、読売新聞ONLINE
(五)^ “ファミリーマート/福井県民生協のSM﹁ハーツ﹂との一体型店舗”. 流通ニュース. (2018年5月22日) 2019年9月9日閲覧。
(六)^ “行政・生協・コンビニ連携 ファミマとハーツ一体型店舗、福井・南越前にオープン”. 産経ニュース. (2018年5月28日) 2019年9月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 福井県民生活協同組合 - 公式サイト
- 福井県民生協のお店 ハーツ - 店舗公式サイト