錦町 (山口県)

日本の山口県玖珂郡にあった町

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2006320
錦町
廃止日 2006年3月20日
廃止理由 新設
岩国市・由宇町玖珂町本郷村
周東町錦町美川町美和町岩国市
現在の自治体 岩国市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方
都道府県 山口県
玖珂郡
市町村コード 35326-4
面積 210.32 km2.
総人口 3,793
(2005年10月1日国勢調査)
隣接自治体

周南市玖珂郡本郷村美川町

広島県廿日市市島根県益田市鹿足郡吉賀町
錦町役場
所在地 740-0724
山口県玖珂郡錦町大字広瀬6748番地
外部リンク 岩国市役所
ウィキプロジェクト
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錦川沿いと、宇佐川沿いに集落が点在する。

地理


沿

隣接する自治体

歴史

宇佐城は、昔の地頭の居城として有名だが、天正年間には、刀禰[24]大倉左衛門尉が住み、処務をこなしていた。ところが、この男は私欲深く、宰判の農民は困苦していた。ある日、広兼兵衛助というものが大倉左衛門尉の所へ行ったが、口論刃傷に及び、ついに兵衛助左衛門は討たれてしまった。そこで、兵衛の一子松之助が大いに怒り、速やかに父の恨みを晴らそうとした。そこで、一族の弘民部太夫恒国藤左衛門、国本孫太郎と三人で相談したが、まだ、力が足りないと考えて、大原村の宇佐川孫兵衛(宇佐郷を開拓した土豪の子孫)に助太刀を頼んだ。本望を達したならば、刀禰の給料を渡すことを約束して日取りを決めた。ところがその日になって、孫兵衛が遅れてしまった。仕方なく、三人で大倉の家に乱入して戦いを挑み、数刻後終に左衛門尉をはじめ、その子道満と奴僕隼人弥九郎を討ち取った。ところが、嫡子の智元がその場を抜け出し、深谷に逃げ隠れた。この三人はその後を追い、丸子山という高山で刺し殺した。ついに復讐を果たし、大倉一家と奴僕七人の死体を穴に埋めて、石を積んでその印とし、七人墓と呼んだ。しかし、その後、大倉の霊が村民に祟って災いをなしたので、その霊を神に祭って霊を鎮めた。これを黄幡社という。その後、智元を討ち取った丸子山を、智元の丸子と呼ぶようになった

交通

道路

高速道路

一般国道

鉄道

路線バス

教育機関

  • 錦町立
    • 錦清流小学校
    • 宇佐川小学校
    • 錦中学校
  • 山口県立広瀬高等学校

名所・旧跡・観光

出身者