高野豆腐

豆腐の種類

これはこのページの過去の版です。220.109.163.69 (会話) による 2017年6月3日 (土) 20:04個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

高野豆腐(こうやどうふ)とは、豆腐を凍結、低温熟成させた後に乾燥させた保存食である。

高野豆腐。水で戻した状態
だいず、凍り豆腐、乾[1]
100 gあたりの栄養価
エネルギー 2,241 kJ (536 kcal)

炭水化物

4.2 g

食物繊維 2.5 g

脂肪

34.1 g

飽和脂肪酸 5.22 g
一価不飽和 7.38 g
多価不飽和 18.32 g

タンパク質

50.5 g

ビタミン
ビタミンA相当量

(0%)

1 µg
チアミン (B1)

(2%)

0.02 mg
リボフラビン (B2)

(2%)

0.02 mg
パントテン酸 (B5)

(2%)

0.10 mg
ビタミンB6

(2%)

0.02 mg
葉酸 (B9)

(2%)

6 µg
ビタミンB12

(4%)

0.1 µg
ビタミンC

(0%)

0 mg
ビタミンE

(13%)

1.9 mg
ビタミンK

(57%)

60 µg
ミネラル
ナトリウム

(29%)

440 mg
カリウム

(1%)

34 mg
カルシウム

(63%)

630 mg
マグネシウム

(39%)

140 mg
リン

(117%)

820 mg
鉄分

(58%)

7.5 mg
亜鉛

(55%)

5.2 mg
マンガン

(206%)

4.32 mg
セレン

(27%)

19 µg
他の成分
水分 7.2 g
β-トコフェロール 0.8 mg
γ-トコフェロール 20.4 mg
δ-トコフェロール 10.6 mg

試料: 炭酸水素ナトリウム処理製品
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。
だいず、凍り豆腐、水煮[1]
100 gあたりの栄養価
エネルギー 480 kJ (110 kcal)

炭水化物

1.1 g

食物繊維 0.5 g

脂肪

7.3 g

飽和脂肪酸 1.07 g
一価不飽和 1.53 g
多価不飽和 3.76 g

タンパク質

10.7 g

ビタミン
チアミン (B1)

(0%)

0 mg
リボフラビン (B2)

(0%)

0 mg
ビタミンB6

(0%)

0 mg
葉酸 (B9)

(0%)

0 µg
ビタミンC

(0%)

0 mg
ビタミンE

(2%)

0.3 mg
ビタミンK

(12%)

13 µg
ミネラル
ナトリウム

(17%)

260 mg
カリウム

(0%)

3 mg
カルシウム

(15%)

150 mg
マグネシウム

(8%)

29 mg
リン

(26%)

180 mg
鉄分

(13%)

1.7 mg
亜鉛

(13%)

1.2 mg
マンガン

(49%)

1.02 mg
セレン

(7%)

5 µg
他の成分
水分 79.6 g
β-トコフェロール 0.2 mg
γ-トコフェロール 4.0 mg
δ-トコフェロール 2.2 mg

湯戻し後、煮たもの
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。

乾燥状態では軽く締まったスポンジ状で、これを水で戻し、だし汁で煮込むなどして味を付ける。

歴史・名称起源




1

1

西[2]



(JAS)


製法








[3]

膨軟剤


1調

アンモニア





炭酸水素ナトリウム






1/3 - 1/4調[4]

炭酸カリウム

高野豆腐の膨軟剤としては、長らく上述の炭酸水素ナトリウムが使用されてきたが、減塩志向の高まりを受けて炭酸カリウムによる製法が開発された(2013年)。炭酸水素ナトリウム処理された高野豆腐と比較して、調理特性はほとんど変化がなく、高血圧などの生活習慣病の原因となるナトリウムが大幅にカットされているうえ、カリウムによるナトリウム排出効果も期待できる。ただし、腎不全など腎臓の機能が衰えてしまっている人はカリウムの摂取が制限されるので、摂取に当たっては主治医に相談するべきである。

調理法


調調

保存性


6

健康機能性


LDL[5]HDL[6][7]2016尿[8]

脚注



(一)^ ab 調 420152015122556 - 57ISBN 978-4-86458-118-9http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/12/24/1365343_1-0204.pdf20161015 

(二)^ 123158

(三)^ !

(四)^ 2001213

(五)^ Drug Discov Ther. 2009; 3(4):143-145.

(六)^ Jpn Pharmacol Ther 42.(5) 2014:359-362.

(七)^ Jpn Pharmacol Ther 40.(10) 2012:915-919.

(八)^ Jpn Pharmacol Ther44. (9) 2016:1363-1366.

外部リンク