はぜ英語: seam)は1.6ミリ厚程度までの薄板鉄板などの板金加工において、板を接続する場合に用いる折り曲げの部分のことである。漢字の表記では「」「」とされるが難読であるため仮名書きされることが多い。

呼び方

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single, male



double, female


種類

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かどはぜ

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(Button Punch Snap Lock
 

調

Pittsburgh Lock

1930[1]2021



使

平はぜ

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板を平面でつなぐ。

  • 甲はぜ(平折りはぜ)
ダクトに用いる場合は見映えから平滑になる面をダクト外面にする。

立てはぜ

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板を平面でつなぐ。

  • 立てはぜ
上記の甲はぜを起こした形状で板の補強にもなる。ダクトに用いる場合は内部に立てるので、抵抗にならないように気流方向に使用する。丸のセクションエルボをはぜで製作する場合にも使用される。

加工

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()

参考

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建築板金技能士検定においては成型機械の使用は許されず、ハンマーと当て盤を用いての手加工で行われる。

関連項目

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注釈

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